「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
SearchContentsプラグイン(その13・検索フォームの作成)
SearchContentsプラグインでは、拙作のRealtimeRebuild/RebuildHelper/GetQueryParamプラグインと組み合わせることで、検索フォームを使った動的な検索を行うことができます。
今回は、検索フォームの作成手順を解説します。
1.プラグインのインストール
動的な検索を行うには、RealtimeRebuiild/RebuildHelper/GetQueryParamプラグインを別途インストールします。
RealtimeRebuildプラグインとRebuildHelperプラグインのインストール方法はこちらの記事をご参照ください。
また、GetQueryParamプラグインは、以下からダウンロードします。
Zipファイルを解凍すると、「plugins」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
2.検索フォームの作成
検索フォームの組み方は、基本的には以下のリストのようになります。
<form method="get" action="<$mt:RealtimeRebuildCGIPath$>"> <input type="hidden" name="blog_id" value="<$mt:BlogID$>" /> <input type="hidden" name="tmpl_id" value="<$mt:GetTemplateID tmpl_name="検索結果出力テンプレートモジュールの名前"$>" /> <input type="hidden" name="first_time" value="1" /> 検索条件を入力するためのinput要素など <p> <input type="submit" value="送信" /> </p> </form>
検索結果を出力するには、別途テンプレートモジュールを作成し、そこにMTSearchContentsタグなどを記述します。
そのテンプレートモジュールの名前を、「検索結果出力テンプレートモジュールの名前」の箇所に書きます。
また、検索条件の入力には、一般的なフォームで使う要素(inputやselectなど)を使うことができます。
inputなどの要素では、サーバーに送信する値の名前をname属性で指定しますが、name属性の付け方に特に決まりはありません。
分かりやすい名前を使うことができます。
検索フォームおよび結果出力テンプレートの例は、次回以降の記事で紹介します。
3.SearchContentsプラグイン関係の記事の一覧
- SearchContentsプラグイン(その1・インストールとライセンス)
- SearchContentsプラグイン(その2・フィールドの値で検索)
- SearchContentsプラグイン(その3・フィールドの値の一部分で検索)
- SearchContentsプラグイン(その4・フィールドの値の大小関係で検索)
- SearchContentsプラグイン(その14・検索結果出力テンプレートの作成)
- SearchContentsプラグイン(その5・カテゴリで検索)
- SearchContentsプラグイン(その6・タグで検索)
- SearchContentsプラグイン(その7・共通フィールドで検索)
- SearchContentsプラグイン(その8・AND検索)
- SearchContentsプラグイン(その9・OR検索)
- SearchContentsプラグイン(その10・検索結果の一部を取り出す)
- SearchContentsプラグイン(その11・検索結果を並べ替える)
- SearchContentsプラグイン(その12・検索結果の出力)
- SearchContentsプラグイン(その13・検索フォームの作成)
- SearchContentsプラグイン(その15・検索フォームと検索結果出力テンプレートの例)