「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
SearchContentsプラグイン(その14・検索結果出力テンプレートの作成)
SearchContentsプラグインでは、検索フォームで入力された条件を元に、検索結果を出力ことができます。
その際の検索結果出力テンプレートの作成方法を解説します。
1.テンプレートモジュールの新規作成
検索結果出力テンプレートは、テンプレートモジュールとして作成します。
テンプレート名の付け方は自由です。
また、テンプレートの書き方も、基本的には一般のテンプレートと同じです。
2.フォームから送信された値の利用
フォームから送信された値をテンプレート内で利用するために、MTSearchContentsタグの前に「MTGetQueryParamsToVars」というテンプレートタグを入れます。
MTGetQueryParamsToVarsタグによって、フォームから送信された値を、テンプレートの変数(MTGetVarタグで取得できる値)として扱うことができます。
変数名は、フォームでのname属性の値の前に「qp_」を付けたものになります。
例えば、フォームに以下のようなinput要素を入れたとします。
<input type="text" name="title">
この場合、このinput要素のname属性の値は「title」なので、入力された値は以下のMTGetVarタグで得ることができます。
<&mt:GetVar name="qp_title"$>
また、入力された値をモディファイアの値として指定する場合、Movable Typeの通常のテンプレートと同様に、「モディファイア名="$変数名」のように書きます。
例えば、前述のinput要素で入力された値を、MTSearchContentContainタグのvaluesモディファイアに指定する場合だと、以下のように書きます。
<&mt:SearchContentContain content_field="コンテンツフィールド名" values="$qp_title"$>
3.リアルタイム再構築の許可
作成したテンプレートモジュールは、RealtimeRebuildプラグインで再構築することを許可します。
対象のサイトで「設定」→「プラグイン」メニューでプラグイン一覧のページを開き、RealtimeRebuildプラグインの設定を開きます。
そして、「再構築を許可するテンプレート」の部分で、検索結果出力用テンプレートモジュールのチェックをオンにし、「変更を保存」ボタンをクリックします。