「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
SearchContentsプラグイン(その5・カテゴリで検索)
カテゴリ型のコンテンツフィールドを使っている場合は、カテゴリでコンテンツデータを検索することもできます。
1.カテゴリ名で検索
「○○カテゴリに属する」というように、コンテンツデータが属するカテゴリの名前で検索することができます。
この場合は、MTSearchContentCategoryというテンプレートタグを使います。
content_fieldモディファイアで、検索対象のコンテンツフィールドの名前(またはID/ユニークID)を指定します。
そして、「category="カテゴリ名"」のモディファイアで、検索対象のカテゴリを指定します。
例えば、「商品」というコンテンツタイプがあり、「ジャンル」という名前のカテゴリ型のコンテンツフィールドを定義しているとします。
この場合、「ジャンル」のカテゴリが「衣料品」になっているコンテンツデータを検索するには、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentCategory content_field="ジャンル" category="衣料品"$> </mt:SearchContents>
複数のカテゴリのどれかに属するコンテンツデータを検索することもできます。
その場合は、categoryモディファイアで、カテゴリ名をカンマで区切って並べます。
例えば、前述の例で、「ジャンル」カテゴリが「食品」か「飲料」になっているコンテンツデータを検索するには、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentCategory content_field="ジャンル" category="食品","飲料"$> </mt:SearchContents>
2.カテゴリのIDで検索
カテゴリ名ではなく、カテゴリのIDで検索することもできます。
この場合は、MTSearchContentValuesタグを使って、検索対象のカテゴリのIDを指定します。
例えば、「商品」というコンテンツタイプがあり、「ジャンル」という名前のカテゴリ型のコンテンツフィールドを定義しているとします。
この状態で、IDが1番のカテゴリに属しているコンテンツデータを検索するには、テンプレートを以下のように組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentValues content_field="ジャンル" values="1"$> </mt:SearchContents>
valuesモディファイアに、複数のIDをコンマで区切って指定すれば、そのどれかのIDのカテゴリに属するコンテンツデータを検索することもできます。
例えば、IDが1番か2番のカテゴリに属しているコンテンツデータを検索するには、テンプレートを以下のように組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentValues content_field="ジャンル" values="1","2"$> </mt:SearchContents>
3.SearchContentsプラグイン関係の記事の一覧
- SearchContentsプラグイン(その1・インストールとライセンス)
- SearchContentsプラグイン(その2・フィールドの値で検索)
- SearchContentsプラグイン(その3・フィールドの値の一部分で検索)
- SearchContentsプラグイン(その4・フィールドの値の大小関係で検索)
- SearchContentsプラグイン(その14・検索結果出力テンプレートの作成)
- SearchContentsプラグイン(その5・カテゴリで検索)
- SearchContentsプラグイン(その6・タグで検索)
- SearchContentsプラグイン(その7・共通フィールドで検索)
- SearchContentsプラグイン(その8・AND検索)
- SearchContentsプラグイン(その9・OR検索)
- SearchContentsプラグイン(その10・検索結果の一部を取り出す)
- SearchContentsプラグイン(その11・検索結果を並べ替える)
- SearchContentsプラグイン(その12・検索結果の出力)
- SearchContentsプラグイン(その13・検索フォームの作成)
- SearchContentsプラグイン(その15・検索フォームと検索結果出力テンプレートの例)