「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
SearchContentsプラグイン(その7・共通フィールドで検索)
コンテンツタイプでは、タイプごとに異なるフィールドを自由に定義することができます。
ただ、すべてのコンテンツタイプ(コンテンツデータ)に共通なフィールドもあり、それを検索に使いたい場面もあります。
その方法を紹介します。
1.共通なフィールド
コンテンツデータは、データベース上では大まかに「すべてのコンテンツタイプに共通のフィールド」と、「各コンテンツタイプに固有なコンテンツフィールド」から構成されています。
前者にあたるフィールドとして、以下のようなものがあります。
フィールド | フィールド名 |
---|---|
>ID | id |
ユーザーのID | author_id |
作成日時 | created_on |
公開日時 | authored_on |
更新日時 | modified_on |
非公開日時 | unpublished_on |
データ識別ラベル | label |
2.fieldモディファイア
コンテンツタイプごとのフィールド(コンテンツフィールド)を検索条件として使う場合、MTSearchContentValuesタグなどで「content_field」というモディファイアを使って、コンテンツフィールドの名前を指定しました。
一方、共通なフィールドを検索条件として使う場合、content_fieldモディファイアではなく、「field」というモディファイアを使います。
例えば、「商品」というコンテンツタイプがあるとします。
そのコンテンツデータの中で、公開日が2018年内という条件で検索したい場合、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentCompare field="authored_on" ge="20180101000000" lt="20190101000000"$> </mt:SearchContents>
3.SearchContentsプラグイン関係の記事の一覧
- SearchContentsプラグイン(その1・インストールとライセンス)
- SearchContentsプラグイン(その2・フィールドの値で検索)
- SearchContentsプラグイン(その3・フィールドの値の一部分で検索)
- SearchContentsプラグイン(その4・フィールドの値の大小関係で検索)
- SearchContentsプラグイン(その14・検索結果出力テンプレートの作成)
- SearchContentsプラグイン(その5・カテゴリで検索)
- SearchContentsプラグイン(その6・タグで検索)
- SearchContentsプラグイン(その7・共通フィールドで検索)
- SearchContentsプラグイン(その8・AND検索)
- SearchContentsプラグイン(その9・OR検索)
- SearchContentsプラグイン(その10・検索結果の一部を取り出す)
- SearchContentsプラグイン(その11・検索結果を並べ替える)
- SearchContentsプラグイン(その12・検索結果の出力)
- SearchContentsプラグイン(その13・検索フォームの作成)
- SearchContentsプラグイン(その15・検索フォームと検索結果出力テンプレートの例)