「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
SearchContentsプラグイン(その6・タグで検索)
タグ型のコンテンツフィールドを使っている場合は、タグでコンテンツデータを検索することもできます。
1.タグ名で検索
「○○タグがついている」というように、コンテンツデータについているタグの名前で検索することができます。
この場合は、MTSearchContentTagというテンプレートタグを使います。
content_fieldモディファイアで、検索対象のコンテンツフィールドの名前(またはID/ユニークID)を指定します。
そして、「tag="タグ名"」のモディファイアで、検索対象のタグを指定します。
例えば、「商品」というコンテンツタイプがあり、「ジャンル」という名前のタグ型のコンテンツフィールドを定義しているとします。
この場合、「ジャンル」のタグが「衣料品」になっているコンテンツデータを検索するには、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentTag content_field="ジャンル" tag="衣料品"$> </mt:SearchContents>
複数のカテゴリのどれかに属するコンテンツデータを検索することもできます。
その場合は、tagモディファイアで、タグ名をカンマで区切って並べます。
例えば、前述の例で、「ジャンル」タグが「食品」か「飲料」になっているコンテンツデータを検索するには、以下のようにテンプレートを組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentCategory content_field="ジャンル" tag="食品","飲料"$> </mt:SearchContents>
2.タグのIDで検索
タグ名ではなく、タグのIDで検索することもできます。
この場合は、MTSearchContentValuesタグを使って、検索対象のタグのIDを指定します。
例えば、「商品」というコンテンツタイプがあり、「ジャンル」という名前のタグ型のコンテンツフィールドを定義しているとします。
この状態で、IDが1番のタグがついているコンテンツデータを検索するには、テンプレートを以下のように組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentValues content_field="ジャンル" values="1"$> </mt:SearchContents>
valuesモディファイアに、複数のIDをコンマで区切って指定すれば、そのどれかのIDのタグがついているコンテンツデータを検索することもできます。
例えば、IDが1番か2番のタグがついているコンテンツデータを検索するには、テンプレートを以下のように組みます。
<mt:SearchContents content_type="商品"> <$mt:SearchContentValues content_field="ジャンル" values="1","2"$> </mt:SearchContents>
3.SearchContentsプラグイン関係の記事の一覧
- SearchContentsプラグイン(その1・インストールとライセンス)
- SearchContentsプラグイン(その2・フィールドの値で検索)
- SearchContentsプラグイン(その3・フィールドの値の一部分で検索)
- SearchContentsプラグイン(その4・フィールドの値の大小関係で検索)
- SearchContentsプラグイン(その14・検索結果出力テンプレートの作成)
- SearchContentsプラグイン(その5・カテゴリで検索)
- SearchContentsプラグイン(その6・タグで検索)
- SearchContentsプラグイン(その7・共通フィールドで検索)
- SearchContentsプラグイン(その8・AND検索)
- SearchContentsプラグイン(その9・OR検索)
- SearchContentsプラグイン(その10・検索結果の一部を取り出す)
- SearchContentsプラグイン(その11・検索結果を並べ替える)
- SearchContentsプラグイン(その12・検索結果の出力)
- SearchContentsプラグイン(その13・検索フォームの作成)
- SearchContentsプラグイン(その15・検索フォームと検索結果出力テンプレートの例)