「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
DivPagesプラグイン(MT7用β1)
Perl版ダイナミックパブリッシングプラグインなどと組み合わせてページ分割を行うプラグインとして、これまで「DivPages」を出していました。
このDivPagesプラグインのMovable Type 7対応版を公開します。
先日公開したMovable Type 7対応のPerl版ダイナミックパブリッシングプラグインと組み合わせれば、コンテンツタイプ系のページもページ分割することができます。
1.インストール
プラグインのZipファイルは以下からダウンロードします。
プラグインのZipファイルを解凍すると、「plugins」のフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
2.記事関係のテンプレートのページ分割
記事を出力する場合のページ分割の方法は、従来のプラグインと同じです。
以下の各ページをご参照ください。
3.コンテンツタイプ関係のテンプレートのページ分割
コンテンツタイプ関係のテンプレートをページ分割する場合は、以下の手順を取ります。
3-1.Perl版ダイナミックパブリッシングを使う
まず、Perl版ダイナミックパブリッシングをインストールして、ページ分割対象のテンプレートを、ダイナミックパブリッシングするように設定します。
3-2.インデックステンプレートの場合
インデックステンプレートでは、コンテンツデータ一覧を出力する部分を、以下のように書きます。
「コンテンツタイプ名」には、出力するコンテンツタイプのユニークID/ID/名前のいずれかを指定します。
また、「1ページあたりの出力数」には、1ページあたりのコンテンツデータの出力数を指定します。
<mt:DivPagesContentsInit content_type="コンテンツタイプ名" per_page="1ページあたりの出力数"> <mt:ContentsDivPages content_type="コンテンツタイプ名"> コンテンツデータを出力するテンプレートタグやHTML </mt:ContentsDivPages>
この後に、3-4.に従って、分割後の個々のページへのリンクを出力する部分を入れます。
3-3.アーカイブテンプレートの場合
アーカイブテンプレートでは、コンテンツデータ一覧を出力する部分を以下のように書きます。
MTDivPagesContentsInitタグにはcontent_typeモディファイアを指定しません。
<mt:DivPagesContentsInit per_page="1ページあたりの出力数"> <mt:ContentsDivPages content_type="コンテンツタイプ名"> コンテンツデータを出力するテンプレートタグやHTML </mt:ContentsDivPages>
3-4.分割後の個々のページへのリンクを出力
次に、MTContentDivPagesタグのブロックの後に、分割後の個々のページへのリンクを出力する部分を入れます。
この部分の書き方は、記事のページ分割の場合と同じです。
例えば、以下のようにタグを組むと、各ページへのリンクをul/liのリストで出力することができます。
<mt:DivPagesIfMulti> <div class="pager"> <ul> <mt:DivPagesLoop> <mt:DivPagesIfCurPage> <li><span><$mt:DivPagesNumber$></span></li> <mt:Else> <li><a href="<$mt:DivPagesLink$>"><$mt:DivPagesNumber$></a></li> </mt:DivPagesIfCurPage> </mt:DivPagesLoop> </ul> </div> </mt:DivPagesIfMulti>
なお、テンプレートタグの詳細は、「ページ分割プラグイン(Perl版ダイナミック・パブリッシング専用)・その2」のページをご参照ください。