拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
Perl版ダイナミックパブリッシング(MT7用β1・その2)
Perl版ダイナミックパブリッシングプラグインのMovable Type 7用(β1)の使い方の残りを解説します。
1.全体の設定
まず、プラグイン全体の設定を行います。
通常は手順で設定します。
- システムメニューの「設定」→「プラグイン」メニューを選び、プラグイン設定のページを開きます。
- 「Dynamic publishing by Perl」をクリックして開き、「設定」をクリックします。
- 「ホスト名」の欄の下にある「mt.cgiのホスト名から入力」ボタンをクリックします。
- 「変更を保存」ボタンをクリックします。
2.サイトごとの初期化
次に、Perl版ダイナミックパブリッシングを使いたいサイトごとに、以下の手順で設定を行います。
- ダイナミックパブリッシングを使いたいテンプレート(アーカイブテンプレートの場合は個々のアーカイブマッピング)で、「公開」の欄を「ダイナミック」に設定します。
- サイトの「設定」→「プラグイン」メニューを選び、プラグイン設定のページを開きます。
- 「Dynamic publishing by Perl」をクリックして開き、「設定」をクリックします。
- 「初期化する」のリンクをクリックします。
3.動作の設定
初期化を行うと、初期化完了のページが開きます。
その中に、「このリンクをクリックして、設定を続けてください。」の文章が表示されますので、そこをクリックして、設定のページを開きます。
このページで以下の各項目を設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
インデックスページのファイル名 | 通常は「index.html」のままにしておきます。 サイトの各ページの拡張子を.phpに設定にしている場合は、ここを「index.php」にします。 |
ページが見つからないときの移動先のURL | 存在しないアドレスにアクセスされたときに、表示するページのアドレスを指定します。 空欄にした場合は、当プラグインのデフォルトの404エラーのページが表示されます。 |
キャッシュを使う | ページをキャッシュする機能を使いたい場合は、チェックをオンにします。 |
キャッシュの容量(バイト) | キャッシュファイルの保存に使うディスク容量をバイト単位で指定します。 |
4.動作確認
ここまでで設定は終わりです。
ダイナミックパブリッシングに設定した各ページが、正しく表示されることを確認します。