拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
EPUB出力プラグイン/テーマ(その4)
EPUB出力プラグインの最後の回として、プラグインによって追加されるテンプレートタグを解説します。
1.ファンクションタグ
以下のようなファンクションタグが追加されます。
1-1.MTEPubTitle
「設定」→「EPUB」ページの「タイトル」欄に入力した内容を出力します。
ただし、この欄に何も入力していない場合は、ブログの名前を出力します。
1-2.MTEPubTitleRaw
「設定」→「EPUB」ページの「タイトル」欄に入力した内容を出力します。
この欄に何も入力してなければ、何も出力しません。
1-3.MTEPubAuthor
「設定」→「EPUB」ページの「著者」欄に入力した内容を出力します。
ただし、この欄に何も入力していない場合は、ブログに記事を書いたユーザーの名前(MTAuthorDisplayNameタグの値)を、コンマで区切って出力します。
1-4.MTEPubAuthorRaw
「設定」→「EPUB」ページの「著者」欄に入力した内容を出力します。
この欄に何も入力してなければ、何も出力しません。
1-5.MTEPubPublisher
「設定」→「EPUB」ページの「発行元」欄に入力した内容を出力します。
ただし、この欄に何も入力していない場合は、MTEPubAuthorタグと同じ値を出力します。
1-6.MTEPubPublisherRaw
「設定」→「EPUB」ページの「発行元」欄に入力した内容を出力します。
この欄に何も入力してなければ、何も出力しません。
1-7.MTEPubCopyright
「設定」→「EPUB」ページの「著作権者」欄に入力した内容を出力します。
ただし、この欄に何も入力していない場合は、MTEPubAuthorタグと同じ値を出力します。
1-8.MTEPubCopyrightRaw
「設定」→「EPUB」ページの「著作権者」欄に入力した内容を出力します。
この欄に何も入力してなければ、何も出力しません。
1-9.MTEPubID
ブログ名と、現在のタイムスタンプから、EPUBのIDを生成して出力します。
2.ブロックタグ
以下のようなブロックタグが追加されます。
2-1.MTEPubCoverAsset
「設定」→「EPUB」ページの「表紙の画像」欄で選んだ画像の情報を出力します。
このタグのブロックの中では、MTAsset系のタグを使うことができます。
2-2.MTEPubIfUseCategory
「設定」→「EPUB」ページの「カテゴリを章として利用」のチェックがオンになっているかどうかで、処理を分けるときに使います。
3.EPUB出力プラグイン/テーマ関係の記事の一覧
EPUB出力プラグイン/テーマ関係のその他の記事は、以下のリンクから参照できます。