変数の名前と値の一覧を出力するプラグイン

2008年7月22日
Movable Type 4.1以降をお使いの方は、新バージョンをお使いください。

Movable Type 4では、テンプレートをモジュールに分けるために、テンプレートの中で変数が多用されるようになりました。
ただ、変数がどのように使われているかを把握するのが難しく、モジュールの依存関係が分かりにくいです。

先日のHack-a-thonでも、一部の方から、「変数がどのように定義されているかを見られれば便利」という声がありました。
そこで、定義されている変数の一覧を、再構築後のページに出力するプラグインを作ってみました。
なお、このプラグインはMT4専用です。

1.ダウンロードとインストール

プラグインは以下からダウンロードすることができます。

MiniDebug_1_00.zip

プラグインの継続的な開発やサポートのために、プラグインをご利用された方は、ドネーション(寄付)を行っていただけると幸いです。
ドネーションの方法は、こちらのページをご参照ください。

また、このプラグインの他にも、いくつかのプラグインを配布しています。
配布中のプラグインは、Movable Type Plugin Directoryのページをご参照ください。

Movable Typeのプラグイン開発等のドキュメント「Movable Type Developer's Guide Volume 1」も販売しています。
ご自分でプラグインを作ってみたい方に、ぜひお勧めしたい一冊です。
詳細は特設ページをご覧ください。

ダウンロードしたファイルを解凍すると、「MiniDebug」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeの「plugins」ディレクトリにアップロードします。

2.追加されるテンプレートタグ

このプラグインをインストールすると、以下のテンプレートタグが追加されます。

タグ内容
MTVarList変数の一覧を出力するブロックタグです。
「glue="○"」のアトリビュートで、変数間の区切りの文字を指定することもできます。
MTVarNameMTVarListタグのブロックの中で使い、変数の名前を出力するファンクションタグです。
MTVarValueMTVarListタグのブロックの中で使い、変数の値を出力するファンクションタグです。
MTLogBlockブロックタグで、そのブロックで囲まれた部分の再構築結果を、Movable Typeのログに保存します。

3.Firebugと組み合わせる例

Firefoxのエクステンションの1つに、デバッグに便利な「Firebug」があります。
Firebugのコンソール機能と組み合わせて、変数の一覧を出力する例を紹介します。

変数の一覧を出力したいテンプレートで、出力したい位置に、以下のようなタグを入れます。

<script type="text/javascript">
<MTVarList>
console.log('<MTVarName>', '=', '<MTVarValue>');
</MTVarList>
</script>

たとえば、MT4の標準テンプレートで、「フッター」のテンプレートの最後(</html>タグの前)に上のタグを追加し、メインページを再構築したとします。
そのメインページをFirefoxで開いて、Firebugのコンソールを表示すると、以下の画面のように変数の一覧が表示されます。

↓FirefoxのFirebugを使って変数の一覧を表示した例
FirefoxのFirebugを使って変数の一覧を表示した例

また、Firebug Liteを使えば、Internet Explorerでも動作しました。

4.Movable Typeのログに記録する例

変数の一覧を、Movable Typeのログに出力することもできます。
それには、変数の一覧を出力したいテンプレートで、出力したい位置に、以下のようなタグを入れます。

<MTVarList>
<MTLogBlock>
<MTVarName> = <MTVarValue>
</MTLogBlock>
</MTVarList>

たとえば、MT4の標準テンプレートで、メインページのテンプレートの最後に上のタグを追加して再構築した後にログを開くと、以下の画面のようになります。

↓ログに変数を保存した例
ログに変数を保存した例

MT Cloud Starter Kit
Movable Typeのプラグイン集「MT Cloud Starter Kit」をぜひご利用ください