拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
メールフォーム作成用プラグイン(その5)
2007年1月27日
メールフォームプラグインにクロスサイトスクリプティングの脆弱性等の不具合が見つかりました。申し訳ありません。
こちらのエントリーをご参照の上、最新版にアップデートしてください。
2007年1月23日
メールフォームプラグインのバージョン1.20を公開しました。
解説も更新しましたので、こちらのエントリーをご参照ください。
メールフォーム作成用プラグインの5回目として、送信エラーテンプレートの作り方を解説します。
このテンプレートは、メールの送信でエラーがあったときに、エラーメッセージを表示するためのものです。
1.送信.エラーメッセージが表示される場合
メール送信エラーは、以下の場合に表示されます。
- 1.名前が入力されていないとき
- 2.メールアドレスが入力されていないとき
- 3.メールの本文が入力されていないとき
- 4.サーバーの不調等でメールの送信ができなかったとき
2.テンプレートモジュールの作成
送信エラーページのテンプレートは、テンプレートモジュールとして作ります。
送信完了ページと同様の手順でテンプレートモジュールを新規作成し、「mail_error」という名前をつけます。
3.エラーメッセージの表示
送信エラーページのテンプレートでは、「MTErrorMessage」というテンプレートタグを使うことができます。
このタグは、送信エラーメッセージを出力するものです。
複数のエラーがある場合(例えば、名前もメールアドレスも入力されていない場合)は、それらすべてのエラーメッセージが出力され、メッセージの間はbrタグで区切られます。
例えば、以下のようにすれば、エラーメッセージを表示することができます。
<p><$MTErrorMessage$></p>
4.再送信用フォームの表示
送信エラーになったときには、メールを再度送信できるように、メールフォームも表示するようにしておくと良いでしょう。
メール確認テンプレートと同じ手順で、再送信用のフォームを表示することができます。