「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
メールフォームプラグインV1.20(その3・基本的なメールフォームのテンプレート)
2007年1月27日
メールフォームプラグインにクロスサイトスクリプティングの脆弱性等の不具合が見つかりました。申し訳ありません。
こちらのエントリーをご参照の上、最新版にアップデートしてください。
昨日はメールフォームのサンプルを紹介しましたが、メールフォームの作りを変えたり、MT標準/小粋空間以外のテンプレートセットでメールフォームを使ったりしたい方もいらっしゃると思います。
そこで、メールフォーム関連のテンプレートを作成する手順を解説します。
今日は、基本的なメールフォーム(送信者名/件名/メールアドレス/本文のみ)の作り方を解説します。
1.インデックステンプレートを新規作成する
メールフォームのテンプレートは、インデックステンプレートとして作ります。
インデックステンプレートを新規作成し、テンプレート名と出力ファイル名をつけます。これらの名前の決め方には、特に決まりはありません。
2.メール送信フォームの作成
メール送信フォームは、HTMLのformタグを使って作ります。
formタグの書き方は以下のようになります。
<form method="post" action="<$MTCGIPath$>plugins/MailForm/mt-mail-form.cgi">
送信者名/送信者のメールアドレス/件名はinputタグ、本文はtextareaタグで作ります。
また、「送信」と「確認」の2つのボタンも作ります。これらもinputタグで作ります。
inputタグとtextareaタグは、name属性を指定する必要があります。属性のつけ方は以下の表の通りです。
項目 | name属性 |
---|---|
送信者名 | mail_author |
メールアドレス | mail_email |
件名 | mail_subject |
本文 | mail_body |
送信ボタン | mail_post |
確認ボタン | mail_preview |
さらに、メールフォームの部分には、以下のタグも入れます。
<input type="hidden" name="mail_blog_id" id="mail_blog_id" value="<$MTBlogID$>" />
3.メールフォームのタグの組み合わせ例
メールフォーム部分のタグの組み合わせ例は、以下のようになります。
<form method="post" action="<$MTCGIPath$>plugins/MailForm/mt-mail-form.cgi"> <p>お名前<br /><input type="text" size="30" name="mail_author" /></p> <p>メールアドレス<br /><input type="text" size="30" name="mail_email" /></p> <p>タイトル<br /><input type="text" size="30" name="mail_subject" /></p> <p>本文<br /><textarea rows="10" cols="50" name="mail_text"></textarea></p> <input type="submit" name="mail_preview" value="確認" /> <input type="submit" name="mail_post" value="送信" /> <input type="hidden" name="mail_blog_id" value="<$MTBlogID$>" /> </form>
4.前後のエントリー
メールフォームプラグインは解説が長いので、エントリーを複数に分けています。
前後のエントリーは以下のリンクで参照することができます。
前のエントリー(その2・サンプルメールフォーム)
次のエントリー(その4・送信前確認等のテンプレート)
また、サイドバーの「関連するエントリー」の箇所に、メールフォーム関連のエントリーの一覧が表示されていますので、そちらもご利用ください。