「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
iframe版Facebookページの作成方法
先日、Facebookページ(のタブ)がiframe化され、スタティックFBMLが廃止されることを紹介しました。
そこで、iframe版のFacebookページを作る基本的な手順を紹介します。
1.Facebookページのアップグレード
iframe版のタブを使えるようにするには、まず対象のFacebookページをアップグレードします。
「管理しているFacebookページ」のページに接続すると、その右上に「ページをアップグレード」のボタンがあります。
このボタンをクリックすると、アップグレードするFacebookページを選ぶためのページに移動しますので、アップグレードしたいページで「アップグレード」のボタンをクリックします。
なお、2011年3月10日には、すべてのFacebookページが自動的にアップグレードされます。
2.アプリケーションの登録
iframe版Facebookページは、Facebookアプリケーションの一種となります。
したがって、iframe版Facebookページを作るには、まずアプリケーションの登録を行います。
まず、以前の記事で解説した通りの手順で、アプリケーションを登録します。
その後、アプリケーションの設定の「Facebook Integration」のページで、「Page Tabs」の箇所を以下のように設定します。
タブ名 | タブの名前を決めて入力します。 |
---|---|
Page Tab Type | 「iframe」を選びます。 なお、今後はFBMLは廃止される予定なので、この選択肢もなくなるものと思われます。 |
タブのURL | タブに対応するページのアドレスを決めて入力します。 なお、タブのURLは、キャンバスURLをベースに決めるようになっています。 |
3.アプリケーションをFacebookページに追加
アプリケーションの設定が終わったら、タブ追加先のFacebookページに、そのアプリケーションを追加します。
手順は以下の通りです。
- 「マイアプリ」のページで、iframe版Facebookページに対応するアプリケーションを選びます。
- 「Application Profile Page」のリンクをクリックします。
- アプリケーションのFacebookページが表示されます。
- 左端のメニューの中にある「自分のFacebookページに追加」のリンクをクリックします。
- 自分が管理しているFacebookページが一覧表示されますので、追加先のFacebookページのところで「Facebookページに追加」ボタンをクリックします。
4.タブ用のHTMLをサーバーにアップロードする
最後に、タブに対応するHTMLファイルを作成し、自分のサーバーにアップロードします。
ファイルのURLは、アプリケーションの「キャンバスページURL」の設定値の後に、「タブのURL」で入力した値を足したものになります。
たとえば、アプリケーションの設定で、「キャンバスページURL」と「タブのURL」に、以下のように入力したとします。
キャンバスページURL | http://www.○○○.com/facebook/ |
---|---|
タブのURL | (http://apps.facebook.com/□□□/)tab.html |
この場合、タブに対応するHTMLファイルは、アドレスが「http://www.○○○.com/facebook/tab.html」になるように、サーバーにアップロードします。
なお、タブは幅が520ピクセルになっています。
タブ用のHTMLを作る際にも、幅が520ピクセルに収まるように、スタイルシート等で適切にサイズを調整するようにします。
5.表示の確認
ここまでの作業が終わったら、タブの表示を確認します。
対象のFacebookページを開くと、画面左端に「ウォール」「基本データ」等の項目が縦に並んでいます。
その最後に、ここまでで追加したタブの名前が表示されます。
その名前をクリックすると、iframe内にHTMLの内容が表示されます。
なお、初めて表示するときには、何も表示されないことがあります。
その時は、ページをリロードすると表示されるようです。