Facebookページ(のタブ)のiframe化が発表

先日の記事で、Facebookページ(のタブ)を作る方法が、今後FBMLからiframeに変わる予定であることを紹介しました。
この変更について、Facebookから正式な発表がありました。
重要な変更なので、Facebookページを作る方は、ぜひ読んでおいてください。

Introducing iframe Tabs for Pages(Facebookの開発者ブログ)

アプリケーションと同様の手法で開発

以前に、Facebookアプリケーション開発の基本について記事を書きました。
Facebookアプリケーションは、HTML+CSS+JavaScript(+サーバー側のPHP等)で作ります。
また、Facebookのサイトにiframeで埋め込む形をとります。

今回発表されたFacebookページ開発の方法も、アプリ開発と同様の手法をとります。
自分のサーバーにHTML+CSS+JavaScript(+サーバー側のPHP等)でページを作り、それをタブ内のiframeに埋め込む形になります。

ただ、テストしてみた限りでは、まだiframeにはなっていないようでした。
Facebookに問い合わせてみましたので、返答があれば追記します。

FBMLアプリ/スタティックFBMLは今後新規作成不可に

今後の予定として、以下のようなことが書いてありました。

With our recent launch of Requests and the support for iframe on Pages Tabs, we are now ready to move forward with our previously announced plans to deprecate FBML and FBJS as a primary technology for building apps on Facebook. On March 11, 2011, you will no longer be able to create new FBML apps and Pages will no longer be able to add the Static FBML app. While all existing apps on Pages using FBML or the Static FBML app will continue to work, we strongly recommend that these apps transition to iframes as soon as possible.

上記の文の重要なポイントを挙げると、以下のようになります。

  • FBMLおよびFBJSは、Facebookアプリケーションを作る上での重要な技術ではなくなります。
  • 2011年3月11日以降(1か月後)は、FBMLアプリを新規作成したり、スタティックFBMLをFacebookページに新規追加したりすることができなくなります。
  • 作成済みのアプリやスタティックFBMLはそのまま動作しますが、できる限り早急にiframeへ移行することを推奨します。

先日スタティックFBMLの作り方を書いたところですが、早くもこの話が使えなくなってしまうということです。
iframeでのタブ作成が動作するようになったら、実際の作り方を解説したいと思います。