「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
カテゴリーの並べ替え・改良版(その3)
2007年8月28日
Movable Type 4用のカテゴリー/フォルダの並べ替えプラグインを公開しました。
画面上でカテゴリー/フォルダを並べ替えることができ、使い勝手が大幅に上がっていますので、MT4の方はそちらのプラグインをお使いください。
昨日のエントリーに引き続いて、カテゴリーの並べ替えの第3回目をお送りします。
今日は、カテゴリーアーカイブファイルの出力先を指定する方法を解説します。
1.MTCategoryFileNameタグとMTCategoryFilePathタグ
昨日のエントリーでプラグインをインストールしましたが、このプラグインによって、「MTCategoryFileName」と「MTCategoryFilePath」というテンプレートタグが追加されます。
MTCategoryFileNameタグは、「連番|出力先|カテゴリー名」の中から、真ん中の「出力先」の部分を取り出す働きをします。
例えば、カテゴリーの設定で「0100|pc|パソコン」のように名前を割り当てた場合、MTCategoryFileNameタグの出力は「pc」になります。
また、MTCategoryFilePathタグは、トップレベルカテゴリーから順に、出力先を「/」で区切ったものを出力します。
例えば、トップレベルカテゴリーとして「01000000|pc|パソコン」を作り、そのサブカテゴリーとして「01000100|hardware|ハードウェア」を作った場合、MTCategoryFilePathタグの出力は、「pc/hardware」になります。
2.アーカイブファイルの出力先の設定
上記のタグを使い、アーカイブファイルの出力先を設定します。
Blogの設定のページで「公開」のタブをクリックして、「公開の設定」のページを開きます。
その末尾に「アーカイブマッピング」の部分がありますが、その中の「カテゴリー・アーカイブ」の右の欄で、選択肢の中から「カスタマイズする」を選びます。
すると、カテゴリーアーカイブファイルの出力先を入力できる状態になりますので、以下のように入力します。
なお、「index.xxx」の「xxx」は、同ページの「アーカイブの拡張子」で設定した拡張子です。
カテゴリーアーカイブのURLの形式 | 入力する内容 |
---|---|
http://(Blogのアーカイブのディレクトリ)/各カテゴリーの出力先/index.xxx | <$MTCategoryFileName$>/%i |
http://(Blogのアーカイブのディレクトリ)/トップレベルカテゴリーの出力先/サブカテゴリーの出力先/index.xxx | <$MTCategoryFilePath$>/%i |
3.Blogの再構築
設定が終わったら、Blog全体を再構築します。
これで、カテゴリーアーカイブの出力先が変わり、それに合わせて各ページ内のカテゴリーアーカイブページへのリンクも変わります。