日経平均株価今年一番の下げ

今日(24日)、日経平均株価が今年一番の下げ幅を記録しました。
489円安で、ライブドアショック時をも上回りました。

Yahooファイナンスで「株式新聞速報ニュース」を見ると、今日の下げの原因として、「プットオプションを売った人が、大口のヘッジ売りを行った」とありました。

「プットオプション」は「オプション取引」という取引手法の一種です。
仕組みは複雑ですが、かなり省略して概要を言うならば、プットオプションを売った場合、株価が上がると利益になり、下がると損失になります。
日経平均株価が急落したことで、プットオプションを売っていた人は大きな損失をかかえることになります。
そこで、それをカバーするために、株価が下がることで利益になる取引(ヘッジ売り)を行ったのが、今日の下げの原因だというわけです。

また、多くの企業は3月末で決算を行いますが、その発表がこれから本格化します。
そのため、決算を見極めたいという考えから買いに慎重になる投資家が多くなり、それも売りに拍車をかけた模様です。

昨年および一昨年も、4月から5月にかけて、株価が急落する動きが起こっています。
今年もまた同じことが繰り返される感じになってきたようです。