「b-mobile 3G」を試してみた

先日、日本通信の「b-mobile 3G」を紹介しました。
NTTドコモの通信網を利用して、屋外でインターネットに接続できるサービスです。

このサービスに加入して、実際に使ってみました。

↓b-mobile 3Gのパッケージ
bmobile1.jpg

1.パッケージの購入

先日の記事にも書きましたが、b-mobile 3Gのパッケージはパソコンショップ等で39,900円で販売されています。
このパッケージには、USB通信端末と、150時間分の接続料が含まれています。

私はヨドバシカメラの通販で買いましたが、39,900円で10%のポイント還元がありましたので、実質的には36,000円程度でした。

2.利用開始

b-mobile 3Gで通信するには、まず「開通手続き」を行います。
携帯電話またはPHSで専用ダイヤルに電話し、音声ガイダンスにしたがって、USB通信端末の電話番号を登録します。
登録後約15分で接続できるようになります。

次に、パソコンに接続用ソフトをインストールし、USBポートに端末を差し込むと、必要なドライバがインストールされます。
この後は、接続用ソフトでインターネットに接続することができます。

3.接続状況

「b-mobile 3G」の名前の通り、モデム自体は3G(HSDPA)に対応しています。
ただ、多くのユーザーで回線を共有しますので、速度は変化します。

家の中で接続して、ファイルのダウンロードを試してみたところ、毎秒50Kバイト弱の速度でした。
Webページを見たり、メールを送受信したりする程度であれば、特に問題ない感じでした。
ただ、動画のストリーミング再生などでは、通信速度が不足しますので、まともに見ることはできないと思われます。

また、JR高崎線の電車の中でも接続を試してみましたが、これも特に問題なく利用することができました。

4.問題点

問題点として、USB接続端末の幅がやや大きいことがあげられます。
パソコンのUSBポートの間隔によっては、隣のUSBポートがふさがります。

↓USB接続端末
bmobile2.jpg

私のノートパソコン(PanasonicのLet's Note CF-Y7)でも、隣のUSBポートがふさがりました。
隣接したUSBポートを使うには、端末をUSBポートに直結せずに、延長ケーブルを使ったり、USBハブを介して接続するなどする必要があります。

また、端末を使うときにはUSB端子のキャップを取りますが、キャップをUSB端子の反対側にくっつけたりすることができません。
USBメモリのように、キャップをどこかにくっつけられるような形状にして欲しいところです。