フェリーで北海道に行ってみた

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2018年6月9日(土)にMTDDC Meetup HOKKAIDO 2018が開催されました。
その際に、フェリーで北海道に行ってみました。

さんふらわあ

本州と北海道を結ぶフェリーはいくつかありますが、今回は茨城県の大洗と苫小牧を結ぶ商船三井フェリーを利用しました。
大洗を19時45分に出発し、苫小牧に翌日13時30分に到着する便で、17時間45分の旅でした。

チケットと部屋

フェリー単体のチケットもありますが、今回は「茨城マリンきっぷ」を利用しました。
フェリーのチケットに、水戸駅~大洗港と苫小牧港~札幌駅のバスのチケットもセットになって9,100円~で、それぞれのチケットを別々に買うよりもお得です。

標準だと部屋は「ツーリスト」というクラスになり、大広間で寝る形になりますが、差額を支払えば上のクラスの部屋を利用することもできます。
今回は差額の4,590円を支払って、1段階上の「コンフォート」というクラスを利用しました。
コンフォートはカプセルホテルのような2段ベッドです。

フェリーの部屋(コンフォート)

「茨城マリンきっぷ」のほかに、宇都宮~苫小牧の「北関東マリンきっぷ」や、東京~苫小牧の「パシフィック・ストーリー」などの割引切符があります。
パシフィック・ストーリーは9,990円~で、比較的リーズナブルな値段です。

なお、フェリー単体のチケットはネットで予約できますが、セットの切符は電話で予約してバス会社などの窓口で発券する形になります。

設備が充実

最近のフェリーは結構豪華になっています。
今回乗船したフェリーも、2017年に就航したばかりの新しい船で、設備は充実していました。

食事

船内にレストランがあり、夕食と朝食を食べることができます(バイキング形式)。
窓際の席に座れば、海を見ながら食事することができます。

レストラン

お風呂

サウナ付きのお風呂があります。
窓から海を見ながら入浴することができます。

風呂

なお、ツーリストかコンフォートに乗船した場合、タオルや髭剃りの備え付けはありません。
持参するか、売店で購入するなどします。

その他

パブリックスペースには椅子が多数あり、くつろぐことができます。
また、売店もあり、おつまみ、お土産、オリジナルグッズなどが販売されています。

売店

子連れやペット連れにも最適

小さい子供さんのために、遊び場(キッズランド)があります。
私が乗船したときも、3~4歳ぐらいの子供さんが数人遊んでいました。

キッズランド

ペットと一緒に乗船することもできます。
ペット用のケージや、ペットと一緒に泊まれる部屋があります。
また、甲板にはちょっとしたドッグランのスペースもあります。

ドッグラン

通信状況

フェリーは陸から離れた海上を通りますので、携帯電話の電波は圏外なのではないかと予想していました。
ところが、一部を除いて電波はあり、ネットを利用することができました。

パブリックスペースでは、フリーのWiFiも用意されていました。
ただし、3Gの電波を使用していたため、通信は不安定でした。

また、船の構造上か、コンフォートの室内では電波が届きませんでした。
ネットを利用するにはパブリックスペースに出る必要がありました。

乗り心地

海の上を航行するので、揺れはもちろんあります。
ただ、電車などの揺れとは違って、5~10秒程度の周期で床がゆっくりと上下する感じでした。
船内を歩くと床が上下していることを感じましたが、座っていれば揺れはあまり感じませんでした。

長時間の旅でしたが、船内を歩いたり、椅子でくつろいだりすることができますし、夜は横になって寝ることができますので、思ったよりはずっと楽でした。
今後に北海道に行く際にも、時間が許せばフェリーを使ってみたいと思います。