日経平均株価15,000円割れ

今日の日経平均株価の終値は、前日比760.78円の14,952.61円となりました。
約1年4か月ぶりに15,000円を割り込みました。

世界的な景気減速不安が根強く、各国の株式市場の連鎖的な下げが止まらない状況です。
また、それに伴って安全資産とみられている円が買われ、昨日は1ドル=110円台に突入する場面もありました。
その後、円売り介入かと思われる売りがあって幾分戻したものの、1ドル=112円台まで円高が進んでいます。

日経平均株価も、寄り付きから急落しました。
午後に入って、阿部総理と日銀の黒田総裁が会談しているというニュースがあり、「何か対策が出るかも」という思惑から一時戻す場面もありましたが、結局は15,000円割れとなりました。

現在の状況は、ファンダメンタル的にも、またテクニカル的にも、異常に売り込まれている状態です。
過去20年で見て、リーマンショックに次ぐレベルと言っても過言ではありません。

この記事を書いている時点では、ニューヨークダウ等の先物は小動きになっていて、日本株下落の影響はあまり出ていません。
今晩の欧米市場が落ち着いて欲しいものです。