KINGJIMがキーボード折り畳み式のノートパソコン「PORTABOOK」を発表

事務器具メーカーのKINGJIMが、キーボードを折りたたんで収納するコンパクトなノートパソコン「PORTABOOK」を発表しました。

ノートパソコンをコンパクトにしようとすると、キーボードのサイズが問題になります。
キーが小さすぎると使いにくいですし、かといってフルサイズのキーボードに近づけると本体が大きくなります。

PORTABOOKは、キーボードを左右に分割して90度回転し、コンパクトに収納するという仕組みになっています。
本体サイズを抑えつつ、キーの大きさも18mmあります。
かつて、IBMがThinkpad 701cというノートパソコンで「バタフライキーボード」という仕組みを搭載していましたが、それを超えるユニークさだと思います。

本体サイズが8インチタブレットと同等(204mm×153mm)で、重さが約830gということです。
しかも、通常サイズのVGAとHDMIを装備していますので、プレゼンなど、パソコンを持ち運んで使う際に良さそうです。

発売は2016年2月12日の予定です。
オープン価格ですが、インプレスのレビュー記事によると、9万円程度で販売されるらしいです。