拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
SupplementalCFTagsプラグインバージョンアップ&MT6動作確認(その2)
昨日の続きで、SupplementalCFTagsプラグインを解説します。
追加されるテンプレートタグのリファレンスを提供します。
タグ名の後の「ブロック」はブロックタグを表し、「ファンクション」はファンクションタグを表します。
MTLoadCustomFieldsタグ(ブロック)
テンプレートがあるウェブサイト/ブログのカスタムフィールドの情報を読み込みます。
このタグのブロックの中では、Movable Type標準のMTCustomField系のファンクションタグ(MTCustomFieldsNameなど)と、このプラグインで追加されるファンクションタグを使うことができます。
include_blogs等のモディファイアを指定して、他のウェブサイト/ブログのカスタムフィールドの情報を読み込むこともできます。
MTLoadCustomFieldInfoタグ(ブロック)
ある特定のカスタムフィールドの情報を読み込みます。
「basename="ベースネーム"」のモディファイアを指定して、読み込むカスタムフィールドを指定します。
MTCustomFieldIDタグ(ファンクション)
カスタムフィールドのIDを出力します。
MTCustomFieldBlogIDタグ(ファンクション)
カスタムフィールドの追加先のウェブサイト/ブログのIDを出力します。
MTCustomFieldTagNameタグ(ファンクション)
カスタムフィールドに指定したテンプレートタグの名前を出力します。
ただし、テンプレートタグ名の先頭の「MT」を除きます。
MTCustomFieldObjectタグ(ファンクション)
カスタムフィールドの追加先のオブジェクトの種類(の内部名)を出力します。
例えば、記事に追加したカスタムフィールドの場合、このタグの値は「entry」になります。
MTCustomFieldTypeタグ(ファンクション)
カスタムフィールドの種類(の内部名)を出力します。
例えば、テキスト型のカスタムフィールドの場合、このタグの値は「text」になります。
MTCustomFieldDefaultValueタグ(ファンクション)
カスタムフィールドの規定値を出力します。
MTCustomFieldOptionsタグ(ブロック)
ドロップダウン/ラジオボタン型のカスタムフィールドで、選択肢を順に出力します。
このタグのブロックの中では、この後のMTCustomFieldOptionValueタグとMTCustomFieldOptionLabelタグを使って、選択肢の情報を出力します。
MTCustomFieldOptionValueタグ(ファンクション)
ドロップダウン/ラジオボタン型のカスタムフィールドで、データベースに保存される値を出力します。
MTCustomFieldOptionsタグのブロックの中で使います。
MTCustomFieldOptionLabelタグ(ファンクション)
ドロップダウン/ラジオボタン型のカスタムフィールドで、管理画面に選択肢として表示される値を出力します。
MTCustomFieldOptionsタグのブロックの中で使います。
MTCustomFieldOptionRawタグ(ファンクション)
カスタムフィールドのオプションに設定した値をそのまま出力します。