大雪から1週間

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先週(2014年2月15日)の大雪から、一週間が経過しました。
こちら(群馬県前橋市)では73cmの積雪になり、当初は大きな影響がありました。
道路等は平常に戻ってきましたが、農業等で被害が出ています。

現在の状況

前橋市には除雪車がなく、また路上に乗り捨てられた車があったりしたことから、最初は除雪が難航しました。
その後徐々に除雪が進み、市道約4,000kmのうち、2月21日午後5時現在で約700kmが除雪されました。
市民による除雪も合わせると、私の行動範囲では通行はほぼ問題ない状態に戻っています。
除雪で積み上げられた雪はまだ残っていますが、徐々に減りつつあります。

17日(月)と18日(火)は、市内の学校がすべて休校になりました。
公民館等の公共施設も臨時休業するところが多くでました。
しかし、これらも現状ではほぼ平常に戻っています。

電車やバスの交通機関も、当初は全面運休になりました。
電車は現在では平常運転に戻っています。
バスもほぼ平常に戻りましたが、一部まだ運休や遅れが残っています。

被害

今回の大雪では、我が家では特に被害はありませんでした。
しかし、前橋市全体で見ると被害が多く出ています。

農業で特に大きな被害が出ました。
ビニールハウス等が雪の重みでつぶれたところが多くあります。
群馬県の推計では、群馬県全体で約140億円もの被害があり、さらに増える見込みということです。
21日には、国に対して激甚災害の指定を要請しました。

前橋市内の農家の方には、復旧に対して見舞金や助成金が出ます。
しかし、被害が大きいので復旧には時間がかかりそうです。
また、前橋市以外でも同様の被害が出ていますので、関東では農作物の値段が高騰することが予想されます。

住宅では、カーポートやひさしなど、片持ちでそれほど丈夫ではない構造物が、雪の重みで倒壊したケースが多いです。
これらの被害の復旧に対し、前橋市から見舞金や助成金が支給されます。