「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
MTOSインストール済みVagrant環境の使い方(その3)
Vagrantでは、SSHで仮想マシンにログインすることもできます。
MTOSインストール済みVagrant環境もこの仕組みに対応していますので、SSHでログインして各種の作業を行うこともできます。
1.vagrant sshコマンドで接続する
MacOS Xや、WindowsのCygwin環境など、SSHがすでにインストールされている環境であれば、作業用フォルダに入って「vagrant ssh」のコマンドを実行するだけで、SSHで接続することができます。
SSH接続後は、Linux(CentOS 6.4)の各種のコマンドを使うことができます。
例えば、SSHでログイン後に以下のコマンドを実行すると、VagrantにインストールされているMTOS 5.2.7を、Movable Type 6.0ベータ1にアップグレードすることができます。
cd /var/www/html wget http://www.movabletype.org/downloads/betas/MT-6.0b1.zip unzip MT-6.0b1.zip cp -r -f MT-6.0b1/* mt
2.他のsshクライアントを使う
使い慣れたsshクライアントソフトがある場合、それを使って接続することもできます。
作業用フォルダに入って「vagrant ssh-config」のコマンドを実行すると、SSH関連の情報(ユーザー名等)が表示されます。
それらの情報を使って、sshクライアントソフトに接続の設定を行います。
なお、MTOSインストール済みVagrant環境では、SSHで接続する際に、パスワードではなく鍵を使うようになっています。
鍵を使って接続する方法は、お使いのSSHクライアントソフトのヘルプ等を参照してください。