「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
KDPでfont-familyが効かなくなる不具合・その後
先日、「KDPでfont-familyが効かなくなる不具合」という記事を書きました。
その後、試行錯誤した結果、問題を回避する方法が分かりました。
1.font-familyプロパティが効かなくなる条件
以下のどちらかの状況になっていると、font-familyプロパティが効かなくなります。
1-1.同一要素に複数のfont-familyを指定する
まず、クラスセレクタ等を使って同一要素に複数のfont-familyを指定すると、他の要素のfont-familyの指定も効かなくなります。
例えば、以下のスタイルシートを指定すると、font-familyの指定が効かなくなります。
p.a { font-family : ○○○; } p.b { font-family : □□□; }
1-2.HTML内にfont-familyの指定がないブロック系要素が存在する
HTML内にブロック系の要素(pやh1~h6など)がある一方で、スタイルシート内でそれらの要素に対するfont-familyを指定していないと、font-familyの指定が効かなくなります。
例えば、HTML内でh3要素を使っているとします。
この場合、スタイルシートでh3要素にfont-familyプロパティを指定していないと、他の要素のfont-familyの指定も効かなくなります。
なお、インライン系要素(aやspanなど)については、スタイルシートでfont-familyプロパティを指定していなくても問題ないようです。
2.回避方法
上記のことから、font-familyの指定が反映されるようにするには、以下の2点を守るようにします。
- 1.font-familyプロパティは、要素セレクタに対して指定する
- 2.HTMLに存在する個々のブロック系要素に対し、スタイルシートでfont-familyプロパティを指定する