「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
MySQLのrootユーザーのパスワードの再設定
MySQLの設定を間違って、rootユーザーに対して、自分が思っているのと異なるパスワードを設定してしまったことがありました。
このようなときや、rootユーザーのパスワードを忘れてしまったときなどに、rootユーザーのパスワードを再設定する方法を紹介します。
なお、CentOSでの手順で解説しますので、他のOSの場合は若干手順が異なります。
1.mysqlのデーモンの停止
まず、起動しているmysqlのデーモンを停止します。
CentOSなら、以下のようなコマンドで停止します。
sudo service mysqld stop
2.パスワードなしでデーモンを起動
次に、パスワードなしの状態で、デーモンを起動します。
「/path/to」の部分は、mysqld_safeコマンドがインストールされているパスに置き換えます。
sudo /path/to/mysqld_safe --skip-grant-tables &
デーモンが起動したら、Enterキーを押してコマンド入力の状態に戻ります。
3.パスワードを設定する
次に、「mysql -u root」のコマンドを入力して、MySQLをSQL文で操作する状態にします。
「mysql>」のプロンプトが表示されたら、以下のSQL文を入力します。
「パスワード」の部分は、設定したいパスワードに置き換えます。
update mysql.user set password=password('パスワード') where user='root';
さらに、以下のSQL文を実行します。
flush privileges;
そして、「exit」の文を入力して、mysqlコマンドを終了します。
4.デーモンを終了
次に、以下のコマンドを入力して、パスワード再設定用に起動したデーモンを終了します。
「/path/to」の部分は、mysqladminコマンドがインストールされているパスに置き換えます。
sudo mysqladmin -u root -p shutdown
「Enter password:」のメッセージが表示されますので、手順3で設定したパスワードを入力します。
5.MySQLの再起動
最後に、以下のコマンドを入力して、MySQLの通常のデーモンを再起動します。
sudo service mysqld start