「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
Adventar APIを作ってみた
Movable Type Advent Calendarをはじめとして、いくつかのAdvent CalendarがAdventarで開催されています。
このAdventarから各Advent Calendarの情報を得るAPIを作ってみました。
Adventarをお使いの各Advent Calendarのユーザーの方々は、当APIを使ってみていただけると嬉しいです。
1.エンドポイント
以下のアドレスから情報をJSON形式で得ることができます。
「○○」には、各Advent CalendarのID(URLの最後の数字)を入れます。
https://www.h-fj.com/adventar/○○
たとえば、Movable Type Advent Calendarは、URLが「http://www.adventar.org/calendars/26」です。
したがって、「https://www.h-fj.com/adventar/26」で情報を得ることができます。
また、「?callback=関数名」のパラメータを付加すると、JSONP用のコールバック形式で情報を得ることができます。
なお、情報はキャッシュしています。
前回の取得から15分以上経過するまでは更新されません。
2.得られる情報
JSONには以下のプロパティがあります。
プロパティ | 内容 |
---|---|
title | Advent Calendarのタイトル |
link | Advent Calendarのアドレス |
creator | Advent Calendarを作ったユーザー |
creator_image | Advent Calendarを作ったユーザーのGravatar画像のアドレス |
member_count | Advent Calendarに参加している人数 |
users | Advent Calendarに参加している人達の配列 |
また、usersプロパティの各要素には、以下のプロパティがあります。
プロパティ | 内容 |
---|---|
user | 名前 |
user_image | Gravatar画像のアドレス |
date | 記事を書く日付 |
comment | コメント |
link | 記事のアドレス |
3.サンプル
こちらのページに、このAPIで作ったサンプルがあります。
Movable Type Advent Calendarの情報を得て出力する例です。
4.ちなみに
このAPIのバックエンドはMovable Typeです。
最初は、Adventarからデータを取ってくるプラグインとして作りましたが、せっかくなのでAPIとして使う形に変えました。
とはいえ、プラグインを捨てたわけでなく、テンプレートでデータをJSON形式に整形して出力するようにしています。