「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
FacebookのGraph API(その12・Pageオブジェクト後半)
昨日の続きで、FacebookのPageオブジェクトの後半を解説します(つながりの情報と、Pageのアクセストークンについて)。
1.Pageオブジェクトのつながり
Pageオブジェクトには以下のつながりがあります。
| つながりの名前 | 概要 | 戻り値 |
|---|---|---|
| feed | Pageのウォール | Postオブジェクトの配列 |
| picture | Pageのプロフィール画像 | 画像のアドレスへリダイレクト |
| settings | Pageの設定 | setting/valueフィールドがあるオブジェクトの配列 |
| tagged | Pageがタグ付けされた写真/ビデオ/メッセージ | Photo/Video/Postオブジェクトの混在した配列 |
| links | Pageに投稿されたリンク | linkオブジェクトの配列 |
| photos | Pageにアップロードされた写真 | Photoオブジェクトの配列 |
| groups | Pageが属するグループ | group/id/version name/unreadフィールドがあるオブジェクトの配列 |
| albums | Pageがアップロードしたアルバム | Albumオブジェクトの配列 |
| statuses | Pageのステータス | status messageオブジェクトの配列 |
| videos | Pageがアップロードした動画 | Videoオブジェクトの配列 |
| notes | Pageのノート | Noteオブジェクトの配列 |
| questions | Pageのクエスチョン | Questionオブジェクトの配列 |
| events | Pageが参加しているイベント | イベントのid/name/start_time end_time/location/rsvp_statusフィールドがあるオブジェクトの配列 |
| checkins | 場所にチェックインしたユーザーとその友達のチェックインの情報 | Checkinオブジェクトの配列 |
| admins | Pageの管理者のリスト | id/nameフィールドがあるオブジェクトの配列 |
| blocked | Pageからブロックされているユーザー | id/nameフィールドがあるオブジェクトの配列 |
| tabs | Pageのタブ | id/name/link/application custom_name/is_permanent/position is_non_connection_landing_tabフィールドがあるオブジェクトの配列 |
2.Pageのアクセストークン
上記のつながりのうち、setting/admins/blocked/tabsの情報を得るには、対象のPageのアクセストークンが必要です。
例えば、タブの情報を得たい場合、以下のようなアドレスにアクセスします。
https://graph.facebook.com/PageのID/tabs?access_token=Pageのアクセストークン
Pageのアクセストークンは、以下のどちらかの方法で得ることができます。
2-1.ユーザーが管理するすべてのPageのアクセストークンを得る
Pageの管理者であるユーザーから、manage_pagesのPermissionを得た上で、以下のアドレスにアクセスします。
https://graph.facebook.com/ユーザーのID/accounts?access_token=ユーザーのアクセストークン
すると、そのユーザーが管理する各Pageについて、id/category/name/access_tokenのフィールドがあるオブジェクトの配列が返されます。
この配列から、個々のPageのアクセストークン(access_tokenフィールド)を得ることができます。
2-2.特定のPageのアクセストークンを得る
Pageの管理者であるユーザーから、manage_pagesのPermissionを得た上で、以下のアドレスにアクセスします。
https://graph.facebook.com/PageのID?access_token=ユーザーのアクセストークン&fields=access_token
すると、idとaccess_tokenのフィールドがあるオブジェクトが返されます。
