日経平均株価が1万円を回復

昨日の日経平均株価の終値は、10,004.20円でした。
2011年3月11日の東日本大震災以来、およそ50日ぶりに1万円台を回復しました。

2011年1月以降の日経平均株価の動き

東日本大震災は、3月11日金曜日の14時46分に発生しました。
株式市場が終わる直前だったので、その日の値動きはそれほど激しくはありませんでした。

しかし、土日を挟んで被害の甚大さが明らかになり、週明けの14日と15日で株価が急落しました。
15日には、日経平均株価は一時は8,200円台まで下げ、一気に2,000円近い下落になりました。
ただ、その後は持ち直し、翌3月16日には9,000円台を回復しました。
そして、3月22日以降は9,500円を挟んだ狭い値動きが続きました。

4月下旬になって、ニューヨークダウが堅調に上昇しました。
その影響もあって、4月28日には日経平均株価も9,800円台まで上昇していました。
さらに5月2日に、アルカイダのビンラディン容疑者が死亡したというニュースが入りました。
このニュースによって、テロへの懸念が和らいで、日経平均株価が10,000円台を回復しました。

この調子で、さらに上がって欲しいところです。
ただ、震災の影響が残る中では、上がるにしても時間がかかりそうです。