東北関東大震災から1週間

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2011年3月11日に発生した東北関東大震災から、昨日で1週間が経過しました。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方にはお悔み申し上げます。

こちら(群馬県前橋市)では、地震そのものの直接的な被害は軽微でした。
しかし、その後の混乱の影響が出ています。

物流

まず、物流が十分でなくなっています。

ガソリンスタンドでは、給油するのが難しくなっています。
給油するには長時間並ぶことが必要になっています。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは、米やパンがほとんど手に入りません。
魚介類や牛乳なども、徐々に品薄になってきています。

阪神大震災の時に、私は兵庫県伊丹市に住んでいました。
その時も一時物流が途絶えて、スーパーマーケットがかなり空っぽになりました。
しかし、その時は1週間程度で回復に向かい始めました。

阪神大震災と比べると、今回の震災は被災地の範囲がはるかに広く、影響が大きいです。
物流の混乱はまだしばらく続きそうです。

交通

東京電力の計画停電や、ガソリン等の品薄の影響で、交通も乱れています。

群馬県内のJRでは、上越新幹線/高崎線/上越線は運転していますが、以下の各線が運休になっています。

  • 両毛線(新前橋~小山の全線)
  • 吾妻線(渋川~大前の全線)
  • 八高線(高崎~高麗川)
  • 信越本線(安中~横川)

前橋駅は両毛線にあり、電車が来ないため、現在は改札へのシャッターを下ろしています。
昨日夜に駅前を通ったところ、ホームの電気も消えていて、平常時とは全く違う光景でした。

東武鉄道は運転していますが、本数はだいぶ減っています。
また、東武鉄道のサイトの情報によると、伊勢崎線の太田~伊勢崎間は運休している模様です。
その他のローカル私鉄は、計画停電中のみ運休になっている模様です。

路線バスや高速バスも燃料不足で減便しています。
ただ、昨日の記事の通り、仙台へのバスが緊急に運行されています。
また、両毛線が運休している代わりに、前橋駅~高崎駅間のバスの本数が増えています。

計画停電

計画停電が始まって、1週間が経過しました。
当方のあたりは第5グループに属しています。
この一週間の計画停電は、以下のような状況でした。

日付状況
3月14日回避
3月15日回避
3月16日9時40分頃~12時30分頃
夜の二回目は回避
3月17日朝の1回目は回避
二回目は14時10分頃~17時10分頃に実施
3月18日18時30分頃~20時40分頃
3月19日回避

今のところ、一部回避されたり、時間が短めに終わったりしています。
ただ、停電の影響で、付近の商店の営業時間が短くなったりしています。
節電に努めたいと思います。