北関東道が全線開通

昨日(2011年3月19日)の正午に、群馬・栃木・茨城の3県を結ぶ北関東自動車道が全線開通しました。

北関東道のサイト

北関東道は、高崎JCT(関越道)~岩舟JCT(東北道)と、栃木都賀JCT(東北道)~ひたち那珂ICからなる区間です。
平成12年に最初の区間が開通して以来、徐々に開業してきました。

平成20年12月には、東半分の東北道と常磐道結ぶ区間が全通しました。
また、平成22年4月には、岩舟JCT~佐野田沼ICが開通して、太田桐生IC(群馬県)~佐野田沼IC(栃木県)を残すのみになっていました。
この最後に残っていた区間が、昨日開通しました。

今回開通する区間を利用することで、西日本から東北方面に行く際に、首都圏をバイパスすることができます。
例えば、大阪から東北方面に行く場合、名神~(小牧JCT)~中央~(岡谷JCT)~長野~(更埴JCT)~上信越~(藤岡JCT)~関越~(高崎JCT)~北関東~(岩舟JCT)~東北というルートを取ることができます。

正式開通前の12日から、未開業の区間でも、災害復旧のために緊急車両が走行していました。
今後も、東北関東大震災からの復興のために、北関東道も一定の役割を果たすものと思われます。