CMSでFacebookページを管理する・その3(Movable Type 5編第1回)

CMSでFacebookページを管理する実際の手順として、Movable Type 5を使った手順を3回に分けて解説します。
今日はその第1回として、Facebook側の設定手順を解説します。

1.前提

今回の記事では、以下のような状況を想定して、FacebookページをMovable Type 5で管理する方法を取り上げます。

  • Movable Type 5のウェブサイトのURLは「http://www.hogehoge.com/」
  • ウェブサイトの配下にブログがあり、そのアドレスは「http://www.hogehoge.com/blog/」
  • ブログの各種コンテンツ(ブログ記事等)をFacebookページに表示する
  • Facebookページ(のiframe内)に表示するコンテンツは、「http://www.hogehoge.com/blog/fbpage/index.html」から得る
  • Movable Typeのウェブサイトとブログの設定はすでに終わっている

2.Facebookアプリの登録と設定

まず、Facebookアプリを登録し、「http://www.hogehoge.com/blog/fbpage.html」のアドレスのWebページを、Facebookページ(のiframe)に表示できるように設定します。

Facebookアプリの登録と設定の手順は、「iframe版Facebookページの作成方法」の記事に書いのと、ほぼ同じ手順になります。
ただし、キャンバスページURLのアドレスは、iframeに表示するコンテンツのディレクトリのアドレスに合わせます。
また、タブのURLは、コンテンツのファイル名に合わせます。

今取り上げている例だと、iframeに表示するコンテンツのディレクトリのアドレスは、「http://www.hogehoge.com/blog/fbpage/」です。
また、コンテンツのファイル名は「index.html」です。
したがって、「Facebook Integration」のページで以下のように設定します。

設定項目設定値
「Canvas」の部分の「キャンバスページ」キャンバスページのアドレスを自分で決めて入力します。
ただし、他のアプリケーションですでに使われているアドレスは、指定することができません。
「Canvas」の部分の「キャンバスページURL」「http://www.hogehoge.com/blog/fbpage/」を指定します。
「Page Tabs」の部分の「タブ名」タブ名として表示したい名前を、自分で決めて入力します。
「Page Tabs」の部分の「Page Tab Type」「iframe」をオンにします。
「Page Tabs」の部分の「タブのURL」「index.html」を入力します。

Movable TypeでFacebookページを管理する場合のアプリの設定例