低TDP版Core i3プロセッサが秋葉原で発売予定

デスクトップパソコン用のIntelの第2世代Core iプロセッサ(コードネームSandy Bridge)では、ラインアップの中に低TDP(熱設計電力)の製品も含まれています。
インプレスのAkiba PC Hotlineの記事によると、その1つである「Core i3-2100T」が秋葉原で今日(2011年2月20日)から発売予定とのことです。

小型のパソコンを作る際には、なるべく低TDPなCPUを選びたいです。
また、サーバーマシンのように、電源を入れっぱなしにするようなパソコンでも、低TDPなCPUを使いたいです。
ただ、現状のCore iプロセッサのTDPは65~95W程度で、決して低いとは言えません。

一方、今回発売されたCore i3-2100Tは、TDPが35Wで、かなり低く抑えられています。
このTDPなら、Mini-ITXの小さなマザーボードと組み合わせて、コンパクトなマシンを作りやすいでしょう。
また、サーバー向けにも良さそうです。

低TDP版のデスクトップ用第2世代Core iプロセッサには、Core i3-2100Tのほかに、Core i5-2390T(TDP 35W)Core i5-2500T(TDP 45W)があります。
ぜひこれらも秋葉原で買えるようにして欲しいです。

ただし、現状ではIntel 6チップセットがリコールされていて、第2世代Core iプロセッサを使えるマザーボードが出荷停止状態です。
マザーボードの出荷再開が待たれます。