拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
Open Graph Protocolに対応してみた
Facebookの流行に合わせて、当ブログをOpen Graph Protocol対応にしてみました。
Open Graph Protocol(OGP)は、大まかに言えば、ソーシャルネットワーク向けに、ウェブページに要約情報を入れる仕組みです。
Facebook/mixi/GREEなどがOGPに対応しています。
1.ウェブページをOGP対応にする
ウェブページをOGP対応にするには、そのページのHTMLヘッダー部分(<head>~</head>)に、meta要素を使って情報を出力するようにします。
最低限必要なmeta要素は、以下の4つです。
meta要素 | 内容 |
---|---|
og:title | ウェブページのタイトル |
og:type | ウェブページのタイプ |
og:image | ウェブページのイメージを表すような画像のアドレス |
og:url | ウェブページのアドレス |
たとえば、当方のブログのメインページでは、以下のようなmeta要素を入れました。
<meta property="og:title" content="The blog of H.Fujimotoのメインページ" /> <meta property="og:type" content="blog" /> <meta property="og:url" content="http://www.h-fj.com/blog/" /> <meta property="og:image" content="http://www.h-fj.com/pic/hf.png" />
実際には、content属性の値はテンプレートタグで出力するようにしました。
テンプレートタグの書き方の例は、linkerさんのブログで紹介されています。
また、メインページだけでなく、各アーカイブページにもOGP用のmeta要素を出力しました。
上記のmeta要素のほかに、Facebook独自のmeta要素もあります。
このあたりの詳細は、FacebookのOpen Graph Protocolのドキュメントを参照してください。
2.「いいね」とインサイトへの対応
Facebook向けの対応として、「いいね」ボタンの追加と、インサイトへの対応を行いました。
「いいね」ボタンは、「Like Button」のSocial Pluginsのコードをベースに、個々のブログ記事に対応させました。
ブログ記事のテンプレートに以下のコードを追加しています。
<script src="http://connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1"></script><fb:like href="<$mt:EntryPermalink$>" layout="box_count" show_faces="true" width="44"></fb:like>
また、インサイトに対応させるために、ブログのメインページのテンプレートのヘッダー部分に、以下の行を追加しました。
なお、「1268097446」は、私のFacebookでのIDです。
ご自分のブログに設定する場合は、ご自分のIDに変える必要があります。
<meta property="fb:admins" content="1268097446"/>