参院選終了翌日の株価

昨日(7月11日)は参議院選挙がおこなわれました。
事前の予想通り、民主党が敗北して過半数を割り込む結果となりました。

今日の株価は、選挙結果による影響はあまりなかったようでした。
日経平均株価の終値は、37.21円安の9,548.11円でした。

参議院選挙で民主党が敗北したことで、衆議院と参議院で多数派が異なる「ねじれ現象」が起こります。
その結果、法案が通りにくくなり、国政が停滞することが予想されます。
これは、株価にとってはマイナスの出来事であり、株価が下落することが懸念されていました。

ただ、今日は株価の反応は薄かったです。
為替が円安方向に振れたことから、選挙結果による悪影響を、円安がある程度打ち消した形になりました。

政治要因だけでは、株価の動向は決まりません。
ただ、株価を動かす要因の1つにはなり得ます。
今はユーロ問題やアメリカの景気減速が株価の動向を大きく左右していますが、今後は政局による影響が出てくることも十分に考えられます。
しばらくは、政治動向に注目することが必要だと思います。