「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
JumpBox を使ったローカル環境の作成(その8・SSHでの接続)
JumpBoxでは、Webアプリケーションソフト等をインストールする前の準備として、ターミナルでコマンド操作を行うことがあります。
そこで、「JumpBoxを使ったローカル環境の作成」の第8回として、SSHでLAMPdのターミナルにログインして、コマンド操作を行う方法を紹介します。
1.Windowsでの接続
Windows用のSSH対応ターミナルソフトはいくつかあります。
その中で、「TeraTerm」がよく使われていると思いますので、TeraTermでの接続方法を紹介します。
TeraTermを起動すると、「新しい接続」のダイアログボックスが開きます。
以下の各項目を入力して、「OK」ボタンをクリックします。
項目 | 入力内容 |
---|---|
ホスト | LAMPdのIPアドレスを入力します。 |
サービス | 「SSH」を選びます。 |
SSHバージョン | 「SSH2」を選びます。 |
初めて接続する際には、セキュリティ警告のメッセージが表示されます。
「続行」ボタンをクリックして、接続を続けます。
次に、SSH認証のダイアログボックスが表示されます。
「ユーザ名」の欄に、「admin」と入力します。
また、「パスフレーズ」の欄に、LAMPdの初期化の際に設定したパスワードを入力します。
これらを入力したら、「OK」ボタンをクリックします。
接続が終わると、以下のようにターミナルの画面が表示され、コマンドを入力できる状態になります。
2.Mac OS Xでの接続
Mac OS Xでは、OS標準のターミナルに、SSH接続の機能が含まれています。
まず、Finderで「移動」→「ユーティリティ」メニューを選び、「ユーティリティ」のフォルダを開きます。
その中に「ターミナル」がありますので、ダブルクリックして起動します。
ターミナルを起動したら、以下のようにコマンドを入力します。
例えば、LAMPdのIPアドレスが「192.168.1.131」の場合だと、「ssh admin@192.168.1.131」と入力します。
ssh admin@LAMPdのIPアドレス
初めて接続したときには、以下のような警告メッセージが表示されます。
キーボードで「yes」と入力して、Enterキーを押します。
The authenticity of host '192.168.1.131 (192.168.1.131)' can't be established. RSA key fingerprint is 55:e2:ed:b7:3b:06:7e:b6:3c:6d:41:94:08:13:d4:b3. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
次に、パスワードを入力する状態になります。
LAMPdの初期化の際に設定したパスワードを入力して、Enterキーを押します。
これでターミナルに接続した状態になります。