「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Movable Type 5正式発表
Movable Type 4がリリースされてから、2年近くが経過しました。
WebSig24/7のMT分科会などで、次期バージョンについての情報が徐々に出始めるなど、そろそろメジャーバージョンアップも近いと見られていました。
そして本日(2009年7月8日)、ついにMovable Type 5が正式に発表されました。
8月上旬からベータテストを開始し、10月に正式出荷する予定です。
プレスリリース(シックス・アパート)
Movable Type 5のサイト(シックス・アパート)
1.Movable Type 5の主な新機能
Movable Type 5では、以下の新機能が追加されます。
1-1.ウェブサイト
複数のブログをたばねて1つのサイトを作りやすくするために、「ウェブサイト」という概念が導入されます。
フォルダ/ウェブページは、ブログ単位だけでなく、ウェブサイト単位で管理することもできます。
1-2.カスタムフィールドの強化
カテゴリ/フォルダごとに、フィールドの表示/非表示を変えることができます。
また、ウェブサイト/ブログ/コメントにもカスタムフィールドを追加できるようになります。
1-3.テーマ機能
テンプレートだけでなく、サイトを構成する情報(カスタムフィールドの設定や、カテゴリの設定など)も含めて、テーマとして扱えるようになります。
他の人が作ったテーマをインポートしたり、自分が作ったテーマをエクスポートしたりすることができるようになります。
1-4.更新履歴
ブログ記事/ウェブページ/テンプレートの更新履歴を保存し、過去のバージョンに戻すことができるようになります。
また、公開済みのブログ記事を残しておきつつ、次のバージョンを下書きで用意しておくこともできるようになります。
2.ライセンス体系と価格の変更
Movable Type 5では、ライセンス体系と価格も変更されます。
1サーバー・5ユーザーの基本ライセンス(63,000円)と、1サーバー・ユーザー数無制限のサーバーライセンス(126,000円)の2種類だけになり、シンプルになりました。
なお、正式リリースまでは、先行価格として、それぞれ52,500円/105,000円で購入することができ、正式リリースまではMovable Type 4.261を利用することができます。
また、すでにMovable Type 3や4のライセンスを持っている方には、優待版も販売されます。
3.スケジュール
最初にも書きましたが、8月上旬にβ版がリリースされ、10月に製品版がリリースされる予定です。
β版のリリースが待ち遠しいです。