「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
アーカイブの制御(その5・アーカイブマッピングの追加)
Movable Typeでは、アーカイブテンプレートにアーカイブマッピングを追加して、1つのアーカイブテンプレートから複数の種類のアーカイブページを出力することができます。
その方法を解説します。
1.アーカイブテンプレートとアーカイブマッピング
Movable Typeでは、カテゴリー別/月別など、各種のアーカイブページを出力することができます。
アーカイブの種類ごとにアーカイブテンプレートを作ることもできます。
例えば、Movable Type 4.2付属の「既定のブログ」のテンプレートセットでは、「カテゴリ別ブログ記事リスト」と「月別ブログ記事リスト」のアーカイブテンプレートで、それぞれカテゴリ別/月別のアーカイブページを出力するようになっています。
一方、1つのアーカイブテンプレートに複数のアーカイブマッピングを割り当てて、1つのアーカイブテンプレートから、複数種類のアーカイブページを出力することもできます。
例えば、Movable Type 4.2付属の「プロフェッショナルウェブサイト」のテンプレートセットでは、「ブログ記事のリスト」の1つのアーカイブテンプレートから、カテゴリアーカイブと月別アーカイブの2つのアーカイブを出力するようになっています。
カテゴリアーカイブと月別アーカイブは、アーカイブページの構造が似たものになることが多いです。
2つのアーカイブを1つのテンプレートにまとめれば、テンプレート製作時の手間を少なくすることができます。
2.アーカイブマッピングの追加
ここまでで述べたように、1つのアーカイブテンプレートに対して、複数のアーカイブマッピングを割り当てることができます。
アーカイブテンプレートを編集する状態にし、「テンプレートの設定」の部分を開くと、「新しいアーカイブマッピングを作成」というリンクがあります。
そのリンクをクリックすると、「種類」の欄が表示されますので、アーカイブマッピングの種類を選びます。
種類を選んで「追加」ボタンをクリックすると、アーカイブのパスを設定する状態になります。
これまでの回で解説した手順でアーカイブのパスを設定して、テンプレートを保存します。