日経平均株価が1万円を回復

昨日の日経平均株価の終値は、10135.82円でした。
終値で1万円台をつけたのは、昨年の10月7日以来およそ8カ月ぶりです。


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昨年秋の株価暴落以降、日経平均株価は一時7,000円を割るなど、厳しい状況でした。
しかし、3月以降株価が回復局面に入り、徐々に株価が上がって、ついに1万円台を回復しました。

このところ、景気にも底打ち感が出始めています。
例えば、今年4月の景気動向指数の一致指数(速報値)は、11カ月ぶりに前月比でプラスになっています。


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景気に底打ち感が出たからといって、すぐに景気がV字回復するわけではありません。
しばらく底這いが続くという見方も多く見られます。
また、将来の景気回復を先取りして、原油等の商品価格も上昇していて、インフレの懸念もあります。
さらに、今年は衆議院の総選挙があり、政治的に荒れる可能性もあります。

とはいえ、最悪期を脱した可能性は、高くなってきたのではないかと思います。
徐々に株式投資を再開してみても良さそうです。