Seagate製ハードディスクに重大な不具合

昨日(1月18日)、Seagate製のハードディスクのファームウェアに重大な不具合があることが発表されました。
この不具合は、電源投入時にハードディスクを認識できなくなり、アクセス不能になってしまうというものです。
Seagateのハードディスクは幅広く使われていて、多くの方が該当すると思われますので、ぜひご確認ください。

2009年1月20日 午前9時55分

一部のハードディスクのファームウェアが提供開始されています。

詳しくはこちらをご覧ください。


ファームウェアの提供は一時停止されています。

該当するハードディスクは、Seagateの以下のシリーズの製品で、2008年12月以前のファームウェアを搭載しているものということです。
ただし、該当する条件の製品であっても、問題ないものもあるそうです。

  • Barracuda 7200.11
  • Barracuda ES.2 SATA
  • DiamondMax 22
  • SV35

上記のうち、Barracuda 7200.11が一般ユーザー向けに広く出回っている製品です。
この製品は、デスクトップパソコン向けの3.5インチハードディスクです。
デスクトップパソコンに内蔵されているほか、外付けのUSBハードディスク等にも多く使われていると思われます。
なお、ノートパソコンの内蔵ハードディスクは通常は2.5インチですので、今回の不具合には関係ありません。

お手持ちのSeagate製品が該当するかどうかをチェックする手順は、Gigazineの以下のページに詳しく紹介されています。

Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明

また、該当する製品があった場合、この記事を書いた時点では、メールでSeagateに連絡して新しいファームウェアを送ってもらい、自分でバージョンアップするとのことです。
ただ、私が試したところ、メールを送信するのにユーザー登録が必要で、しかも登録したのにログインができない現象が起こっていて、今のところメールを送ることができていません。

前述のGigazineの記事によると、日本時間で今週の水曜日には対策済みファームウェアが一般向けにリリースされ、ダウンロードできるようになるらしいとのことです。
Seagateのフォーラムに、サポートとユーザーとの間でのそれらしいやりとりがあります。

私もBarracuda 7200.11は何台か使っています。
手持ちのドライブのシリアル番号をチェックしたところ、ほとんどが問題ありの製品でした。

Gigazineの編集部では、この件についてニュースをアップした後に、実際にBarracuda 7200.11が認識不能になったそうです。
一刻も速く、ファームウェアをダウンロードできるようにしてほしいです。