フルHD液晶ディスプレイの増加

最近の液晶ディスプレイの新製品を見ていると、フルHD(1920×1080ドット)の解像度の製品が多くなっています。
入力端子もDVIだけでなくHDMIを搭載したものが多く、パソコンの他にPS3やHDDレコーダー等を接続して、HDコンテンツを再生することが考慮されています。

液晶テレビは多くのメーカーから販売されていますが、フルHD対応のものとなると、37インチなどの大きなサイズのものがほとんどです。
20インチ台でフルHDに対応した液晶テレビは、シャープとナナオぐらいしか製品がないようです。

一方、最近出てきた液晶ディスプレイは、21.5インチや24インチでフルHD対応のものが多いです。
また、値段も実売で3~4万円台と比較的安いです。

E2200HD例えば、このタイプの製品で最初に出たBENQのE2200HD(21.5インチ)は、実売価格で3万円を割っています。
この製品はかなり人気があるようで、売り切れの店が多いようです。
「自分専用液晶テレビ」として使うのにちょうど良く、多くの人が買っているようです。

ただし、この価格帯の液晶ディスプレイは、たいていは「TN」という方式の液晶になっています。
TN液晶は視野角があまり広くなく、斜め方向から見ると色が違って見えます(特に斜め上や斜め下)。
真正面から見る分には良いですが、寝ころんで下から見上げると見づらいです。
安い液晶ディスプレイをテレビ替わりにしようと考えている方は、この点に注意することが必要です。