日経平均株価13,000円割れ

今日(7月15日)の日経平均株価の終値は、前日比255.60円安の12,754.56円でした。
4月15日以来、日経平均株価の終値が3ヶ月ぶりに13,000円を割り込みました。

↓2008年1月以降の日経平均株価の動き
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サブプライムローン問題に関連して、アメリカの米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の経営不安が浮上しています。
これに対して、アメリカの財務長官が公的資金注入を検討していることを発表しましたが、まだ不安が完全に払拭されたとはいえません。

日本の株価は下がってはいましたが、先週までは日経平均株価は13,000円台をかろうじて維持していました。
しかし、上記のような情勢から、とうとう日経平均株価が13,000円を割り込みました。

テクニカル的には、7月10日に騰落レシオが66.8%まで下落し、目先の底が近そうです。
3月に日経平均株価が12,000円を割って底値をつけましたが、そのあたりがひとつの節目になるのではないかと思われます。

ただ、世界的には経済情勢が悪化方向です。
そのため、中期的には当面下落トレンドが続くのではないかと予想されます。