拙著「上手に稼ぐカラ売りテクニック」が発売されました。
株価が下がる局面で利益を得ることができる「空売り」について、詳しく解説した本です。
自由国民社刊で、定価1,512円(税込)です。
SliceHostテスト中
先日、サイトが重くなったということを書きました。
ブログの表示はほぼ回復しましたが、現在もCGIの処理に時間がかかる状態が続いています。
このままの状態が続く可能性があることや、共有サーバーでは不便な点があることから、サーバーの移転を検討しています。
現在、SliceHostをテストしています。
最近では、個人でも大型のWebアプリケーションを使う機会が増えています。
Movable Typeもその一例といえます。
このようなWebアプリケーションを使いこなそうとすると、これまでの共有型のレンタルサーバーでは不満が出てくる点もあります。
たとえば、プラグインを使おうとしたときに、Perlのモジュールが不足していて使えない、といったことが時々出てきます。
自分でモジュールをインストールすることができればよいですが、共有型のレンタルサーバーだとインストールできないことも多いです。
本当なら専用サーバーを借りたいところです。
しかし、専用サーバーだとコストが高すぎて、個人で借りるには厳しいです。
このような中、最近では「VPS」(Virtual Private Server)が徐々に増えてきました。
VPSは、大まかにいえば、1台のサーバーマシンの中で、仮想的に複数台のサーバーを動作させているものです。
VPSだと、共有サーバーとは違って、専用サーバーにかなり近い使い勝手を得ることができます。
root権限を得られることが多いので、自分で好きなものをインストールすることができます。
Perlのモジュールはもちろんのこと、Apacheをゼロからインストールするなどのことも可能です。
一方、専用サーバーとは違い、複数人で1台のサーバーを共有する形を取りますので、コストは専用サーバーほど高くありません。
前述したように、VPSを提供する業者が増えつつあります。
ただ、日本の業者では、今のところまだ値段の割にスペックがいまいちです。
一方、海外の業者だと、日本の業者よりもコストパフォーマンスが良いところがいくつかあります。
SliceHostもその1つの例です。
最も安いコースで、メモリ256MB/ハードディスク10GB/転送量100GBのスペックで、月額20ドルです。
とりあえず3か月借りて、テストしてみることにしました。
OSをいくつかの中から選ぶことができますが、私はFedora Coreを選びました。
まだ触り始めたところですが、Movable TypeをSQLiteで動かせるところまでのインストール作業をしました。
初期状態では、yumはインストールされているものの、コンパイラもmakeもtarもインストールされていないというスッピンの環境でした。
そのため、最初にインストールするべきものが多くて、やや手間がかかりました。
SliceHostはネットワーク性能がやや弱いようですが、それを除けばまずまずの使い勝手です。
しばらく様子を見てみようと思います。