メールフォームプラグインV2.0・その10(テキストボックスの追加)

メールフォームプラグインでは、任意のフィールドをフォームに入れることができます(ただしファイルのアップロードを除く)。
今日は、テキストの入力欄(<input type="text"...>または<textarea...></textarea>)の追加方法を解説します。

1.「メールフォーム共通部分」のテンプレートへのタグの追加

まず、「メールフォーム共通部分」のテンプレートに、テキスト用のフィールドを追加します。

1行のテキストを入力する欄は、以下のようなタグで追加することができます。

<input type="text" name="フィールド名" size="幅" value="<$MTMailPreviewExtParam name="フィールド名"$>" />

また、複数行のテキストを入力する欄は、以下のようなタグで追加することができます。

<textarea name="フィールド名" rows="行数" cols="幅"><$MTMailPreviewExtParam name="フィールド名"$></textarea>

なお、フィールド名のつけ方は任意です。
ただし、以下の名前はメールフォームプラグインの中で使用していますので、これらとは重複しないものにする必要があります。

  • mail_author
  • mail_email
  • mail_email_confirm
  • mail_subject
  • mail_text
  • mail_post
  • mail_preview
  • mail_blog_id
  • mail_ajax

例えば、「趣味」という1行のテキスト入力欄を作りたいとします。
そのフィールドの名前を「mail_hobby」にするとします。
この場合、以下のようなタグを、「メールフォーム共通部分」のテンプレートに入れます。

<p>
    <label for="mail_hobby">趣味</label><br />
    <input type="text" id="mail_hobby" name="mail_hobby" value="<$MTMailPreviewExtParam name="mail_hobby"$>" />
</p>

2.「メール本文」「返信メール」テンプレートへのタグの追加

次に、「メール本文」および「返信メール」のテンプレートにタグを追加して、テキストボックスで入力された値を、メール本文や返信メールに入れられるようにします。

「メール本文」および「返信メール」のテンプレートの中でも、「<$MTMailPreviewExtParam name="フィールド名$">」の形で、テキストボックスに入力された値を得ることができます。
例えば、1の手順で「趣味」のフィールドを作った場合、「メール本文」のテンプレートを以下のようにすると、メールの本文に趣味の情報が入ります。

名前:<$MTMailPreviewAuthor$>
タイトル:<$MTMailPreviewSubject$>
本文:
<$MTMailPreviewBody$>

趣味:
<$MTMailPreviewExtParam name="mail_hobby"$>