原油先物が一時100ドルをつける

昨日2日に、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の今年初めての取引がありました。
その中で、2月渡しの原油先物価格が、史上初めて100ドルちょうどを記録しました。

原油価格は、昨年11月に99ドル台まで上昇したことがありました。
ところが、その後は一時小康状態となり、12月には90ドル台を割ったこともありました。
しかし、ここにきて再度値上がり傾向で、ついに100ドルの大台に乗りました。

原油が高騰すると、ガソリンや石油化学製品も値上がりしますので、経済に悪影響が出る可能性が高いです。
そのため、景気失速の懸念が高まっています。
アメリカでは昨日に株式市場も取引が始まりましたが、ニューヨークダウは約220ドルのマイナスで始まっています。

日本の株式市場では、明日4日が大発会です。
昨年の大納会は日経平均株価がマイナスで終わりましたが、大発会もマイナスとなると、暗いスタートになってしまいます。
今年の株式市場も、当分は波乱含みの展開になりそうです。