定年力検定

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とある公的施設の、パンフレットがいろいろと置いてあるコーナーで、「定年力検定」という検定のパンフレットを見つけました。
年金・保険・投資・相続など、定年後のお金に関係する知識を問う検定です。

定年力検定の公式サイト(日本定年力検定協会)

2007年から2009年にかけて、団塊の世代の方々の退職が進みます。
退職すると、「退職金をどう扱うか」「保険や年金の手続きはどうするのか」など、お金に関係するさまざまなことが身の回りに出てきます。

しかし、ほとんどの方には、そういった事柄を体系的に学ぶ機会はなかったのではないかと思います。
そのため、いざこれらの事柄を目の当たりにして、どうすれば良いか分からないという事態に直面することになりがちです。

このような状況で作られたのが、定年力検定です。
年金、保険、資産運用、不動産、税金、相続贈与の6科目があり、定年後のお金に関係する基礎的な知識を問う問題が出題されます。
公式サイトによると、検定内容は以下のようなものです。

自分の生活は自分で守る「生活力」を身に付けてもらうため、処々の場面で柔軟に対応できる「基礎的かつ一般的な知識」を養ってもらうことが目的ですので、検定の内容はFPなどに必要な専門的な知識を問うものではありません。老後だけでなく日常の生活にも役立つ基礎的な経済知識を6分野に分けて出題します。

公式サイトに例題が出ていましたが、確かにファイナンシャル・プランナー(FP)の試験をより基礎的にしたような問題が出題されていました。

次の検定は11月10日(土)に行われますが、すでに申込は終わっています。
検定は年2回行われるようで、前回が4月29日と出ていましたので、次回は来年4月末頃になると思われます。

定年前後の世代の方々はもちろん、それ以外の方々にも、暮らしとお金に関する基礎知識を学ぶために、この検定試験は良さそうです。