群馬県知事選で自民党の大沢氏が当選

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昨日、こちら群馬県では知事選挙が行われました。
5選を目指していた小寺氏が破れ、自民党新人の大沢氏が当選しました。

もともと、7月22日に参議院選挙と同時に知事選が行われる予定でした。
その後、参議院選挙が29日に延期されましたが、知事の任期が27日までで知事選を29日に行うことができず、知事選は22日、参院選は29日という2週連続選挙になっています。

小寺氏は以前は自民党などから推薦を受けていましたが、4期目で副知事人事などをめぐって自民党と対立していました。
そのため、今回の知事選では自民党が大沢氏を公認候補として立て、「現職対自民党新人」という争いになりました。
そのほかに、元県議の山本氏なども立候補し、5人が争う激戦になりました。
得票数は、大沢氏が305,354票だったのに対し、小寺氏が292,553票で、大沢氏が接戦を制した形です。

群馬県は、戦後に福田・中曽根・小渕と3人の総理大臣を輩出している県です。
それだけに自民党の勢力が強く、今回の県知事線も自民党の組織力が勝ったという構図です。
年金問題で自民党には逆風が吹いていますが、群馬では風は吹かなかったとも言えると思います。

参院選では、群馬県は定数が2から1に減っています。
参院選では、自民党・国民新党・共産党の3人が立候補していますが、この分でいくと、参院選も自民党候補(山本一太氏)が当選することになりそうです。