伸び悩む日本株

2月末に世界的に株価が下落しましたが、その下落は短期間で収束し、株式市場は回復してきています。
アメリカではニューヨークダウが13,000ドルを突破し、ヨーロッパやアジアでも2月末の水準を超えた国が多くなっています。

しかし、日本は2月末の水準までは戻っていません。
2月末の下落直前には日経平均株価は18,000円を超えていましたが、5月2日の終値は17394.92円にとどまっています。

↓2007年1月以降の日経平均株価の動き
2007年1月以降の日経平均株価の動き

5月になりましたが、3月決算の企業が決算を発表する時期に入ります。
そのため、決算を見極めたいという考えから、売買に慎重になる投資家も出やすくなります。

ここ3年は、4月~5月ごろは株式市場全体が大きく落ち込む傾向がありました。
今年はそこまではいっていませんが、調子がいまいちである点は、例年通りと言えるかも知れません。

もっとも、決算発表が一巡して、その結果が良ければ、今後の株価上昇が期待できそうです。
今のうちに銘柄をよく研究しておいて、今年後半に備えておいた方が良いと思われます。