AdobeのApolloが面白そう

先日、Adobeが「Apollo」というプログラム開発環境のα版をリリースしました。
Twitterユーザーの中には、「Apollo Twitter Client」というツールをお使いの方もいらっしゃると思いますが、そのツールがApolloで作られています。

Apolloを少しいじってみましたが、結構面白そうです。

Adobe LabsのApolloのページ(英文)

Apolloは、大雑把に言えば、HTML/Flash/JavaScriptなどをベースにして、一般的なアプリケーションを作るための開発環境です。
HTMLやJavaScript等の知識があれば、比較的簡単にApolloでアプリケーションを作ることができるような感じです。
作ったアプリケーションは、WindowsでもMacでも動作するというメリットがあります。

また、AjaxやJSONPにも対応していますので、外部のサイトから定期的に情報を入手して、それをデスクトップに表示するようなアプリケーションを作る際に便利そうです。
試しに、prototype.jsを使ってサーバーと通信するようなHTMLをApolloで動かしてみましたが、問題なく動いているようです。

Javaや.NETとコンセプトが似ていますが、HTML等をベースにしているので、その方面のプログラミングに慣れている人にとっては、面白い開発環境なのではないかと思います。
現状では日本語の表示や入力などの処理が十分にできていませんが、正式版になるまでには改善されると思います。
正式版は今年秋にリリースされる予定だそうで楽しみです。