TOPIXが15年3ヶ月ぶりに1,800台

昨日の株式市場は続伸し、日経平均株価の終値は18,108.79円でした。
終値で18,000円台を超えたのは、2000年5月8日以来、およそ6年9ヶ月ぶりです。

また、TOPIXの終値は1,802.90ポイントでした。
TOPIXの終値が1,800ポイントを超えたのは、1991年11月15日以来、実に15年3ヶ月ぶりです。

↓1991年1月以降のTOPIXの動き
1991年1月以降のTOPIXの動き

先日の日銀の利上げによって、株価が影響を受けるという懸念がありました。
しかし、利上げがすぐには進みそうもないことや、それを背景にして円が再び円安に振れたことで、買い安心感が広がって、株価がさらに上昇しました。

バブル崩壊後も何度か景気回復の局面がありましたが、上のチャートから分かるように、これまではTOPIXは上がっても1,700ポイント台まででした。
TOPIXの1,800ポイントは大きな節目であり、それを超えてきたことは、これからの日本の株式市場を考える上で、大きな意味を持つと思います。

ここまで来ると、次の節目は、日経平均株価が2万円台を回復するかどうかということになるでしょう。
ただ、2004年から3年続けて、4月~6月ごろに株価が急落する傾向がありましたので、その点には注意が必要かと思います。