Excel統計本校正中

このところパソコン関係の執筆が多くなっていますが、次に発売される予定の本は、「Excelで統計を行おう」というような内容のものです。
当Blogの読者の方にはほとんど縁がなさそうですが(笑)、ご紹介させていただきます。

執筆は昨年暮れ頃に終わっていましたが、ようやく校正の段階まできました。
順調に行けば、3月末~4月上旬の新学期シーズンに発売になる予定です。

Excelを使って基本的な統計を行おうというのが、この本の趣旨です。
平均/標準偏差といった統計の基本から、推定/検定などのやや難しいことまでを、Excelの統計関係の機能を利用して行っていきます。

この本の特徴として、Excelのアドインの機能を利用して、複雑な関数の入力などをある程度自動化している点があります。
他の本では、Excelの関数を手入力して統計を行うようになっていることが多く、その点では他書を一歩リードしていると思います。

Excelを統計に使う本は数冊出ていますが、どれも細く長く売れる傾向があり、ライターとして美味しい(笑)部類の本です。
当Blogの読者の方はMovable Typeユーザーの方が多いと思いますが、Movable Typeの本だとバージョンアップ等で内容がすぐに古くなってしまうので、売れても5000~6000部程度です。
一方、統計の本だと、基本的には内容が古くならないので、細く長く売れれば1万部を超える可能性があり、期待しています。

なお、この統計本の後にMovable Typeの新刊を執筆し、その原稿がほぼ出来上がったところです。
こちらも5月~6月ぐらいには発売になるのではないかと思います。