「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
メールフォームプラグインV1.20(その10・メール本文のカスタマイズ)
フォームから送信されるメールの文面も、必要に応じてカスタマイズすることができます。
今日はその方法を解説します。
2007年2月3日
MTMailBodyContainerタグの記述が抜けていたので追加しました。
1.メール本文用テンプレートの作成
メールの文面をカスタマイズするには、そのためのテンプレート・モジュールを作ります。これを「メール本文用テンプレート」と呼びます。
テンプレート・モジュールを新規作成し、「モジュールの内容」の欄に、メールの文面を入力します。
また、モジュールの名前は任意です。
このテンプレートの中では、MTMailPreviewXXタグを使って、フォームに入力された値を出力することができます。
ただし、その場合はメールの文面をMTMailBodyContainerタグで囲みます。
例えば、以下のような形式でメールを送信するようにしたいとしてください。「[]」で囲んだ部分を、フォームで入力された値に置き換えたいとします。
●メールアドレス [メールアドレス] ●年齢 [ageというフィールドの値] ●本文 [本文]
この場合、メール本文用テンプレートを以下のように作ります。
<MTMailBodyContainer> ●メールアドレス <$MTMailPreviewEMail$> ●年齢 <$MTMailPreviewExtParam name="age"$> ●本文 <$MTMailPreviewBody$> </MTMailBodyContainer>
2.メール本文用テンプレートの名前の指定
メール本文用テンプレートを作ったら、メールフォーム/送信前確認/送信エラーの各テンプレートのフォーム部分に、以下のようなタグを入れます。
<input type="hidden" name="mail_body_template" id="mail_body_template" value="メール本文用テンプレートの名前" />
なお、メール本文用テンプレートを指定しない場合、以下のようなフォーマットでメールが送信されます。
「[]」で囲んだ部分は、フォームで入力された値に置き換えられます。
題名 :[題名] 送信者:[送信社名] <[メールアドレス]> 本文 : [本文] 追加フィールド: [フィールド名] = [フィールドの値]
3.前後のエントリー
メールフォームプラグインは解説が長いので、エントリーを複数に分けています。
前後のエントリーは以下のリンクで参照することができます。
前のエントリー(その9・自動返信)
次のエントリー(その11・メールフォームのAjax化)
また、サイドバーの「関連するエントリー」の箇所に、メールフォーム関連のエントリーの一覧が表示されていますので、そちらもご利用ください。